和歌山県すさみ町にあるすさみ町立エビとカニの水族館は、エビとカニに特化した世界でも唯一の水族館です。約150種1000個体の甲殻類を間近で観察できるだけでなく、実際に生き物に触れる体験コーナーも充実しており、小さな子どもから生き物好きの小学生まで幅広く楽しめます。紀勢自動車道すさみ南ICからすぐの「道の駅すさみ」に併設されているため、南紀旅行の立ち寄りスポットとしても人気です。雨の日や夏の暑い日でも屋内でたっぷり楽しめるのも、子連れファミリーにうれしいポイントです。
すさみ町立エビとカニの水族館の基本情報
| 施設名 | すさみ町立エビとカニの水族館 | ||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 所在地 | 〒649-3142 和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1(道の駅すさみ内) | ||||||||||||||||||||
| 電話番号 | 0739-58-8007 | ||||||||||||||||||||
| 営業時間 | 9:00〜17:00 | ||||||||||||||||||||
| 最終入館 | 16:20 | ||||||||||||||||||||
| 休館日 | なし(年中無休・年末年始も営業) | ||||||||||||||||||||
| 入館料金 |
※3歳未満は無料。割引の併用不可。 |
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| 駐車場 | 道の駅すさみと共用・無料(約55台) | ||||||||||||||||||||
| アクセス(車) | 紀勢自動車道「すさみ南IC」より約2分(約1.3km) | ||||||||||||||||||||
| アクセス(電車) | JR紀勢本線「江住駅」より徒歩約10分(約700m) | ||||||||||||||||||||
| 予約 | アソビューで予約 |
情報取得日:2026-03-18
すさみ町立エビとカニの水族館の見どころ
世界最大・世界最小クラスの甲殻類が勢ぞろい
この水族館の最大の魅力は、エビとカニだけに特化した世界唯一の展示です。国内外から集めた約150種・1,000個体もの甲殻類が一堂に会しており、その種数は国内トップクラスを誇ります。
エントランスに入るとすぐ目に飛び込んでくるのが、世界最大のカニ・タカアシガニの大水槽です。大人の頭よりも大きな甲羅と、迫力ある大きなハサミは子どもたちが驚いて声をあげるほど。一方で、透き通るように美しいカラフルなエビや、ごく小さな甲殻類など、スケールの対比を楽しめる展示も充実しています。
また、世界一大きなエビとされるアメリカンロブスターや、「生きている化石」とも呼ばれるカブトガニも展示されており、子どもの自由研究のテーマにもなりそうな発見が随所にあります。さらに2025〜2026年にかけてはパンダ柄の新種ヨコエビ(パンダメリタヨコエビ)の世界初展示も話題になりました。常に新しい発見があるのもこの水族館の特徴です。
タッチプール・ヤドカリ釣りで生き物と直接ふれあえる
子どもに特に人気なのが、タッチングプールです。タカアシガニや日本最大のダンゴムシの仲間・オオグソクムシ、カブトガニ、ウニ、ヒトデ、ナマコなど、普通の水族館ではなかなか触れない生き物に直接手で触ることができます。実際に生き物の感触を確かめられる体験は、図鑑や映像では得られない記憶に残る体験になるでしょう。
また、ヤドカリ釣り体験も人気のコーナーです。釣りざおを使ってヤドカリを釣る体験は、小さなお子さんでも比較的取り組みやすく、夢中になって楽しめます。「さかなつり」感覚で遊べるため、幼児連れのご家族からも好評です。
ペンギン・ウミガメも間近で観察できる
「エビとカニの水族館」と名乗りながら、甲殻類以外の生き物にも出会えます。ペンギンプールとウミガメプールがそれぞれ設けられており、子どもたちに大人気のコーナーです。水族館で人工孵化させたアオウミガメが泳ぐ姿は、甲殻類と一味違う癒しを与えてくれます。コンパクトな館内ゆえに、どちらも非常に近い距離で観察できるのが魅力です。
深海・冷水エリアのマニアックな展示
生き物好きなお子さんや大人を唸らせる展示も見逃せません。冷水水槽エリアでは、深海・冷水域に生息するダイオウグソクムシなど、ふだん目にする機会のない生物が展示されています。また「エビカニ博士の研究室」エリアには、専門家でも驚くようなマニアックな甲殻類が並び、解説パネルと一緒に読み解く楽しさがあります。カブトガニの裏側が見える天井水槽など、ユニークな展示の工夫も随所に散りばめられています。
屋外の顔出しパネルと入館チケットのお楽しみ
屋外には館内で最も記念撮影に人気の巨大な顔出しパネルが設置されています。大きなカニのハサミに挟まれるようなデザインで、家族写真の定番スポットになっています。また、入館チケットには「ウチワエビ」や「ベンケイガニ」など10種類の生き物写真のいずれかがランダムで印刷されており、どのデザインが出るかは購入するまでのお楽しみです。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
すさみ町立エビとカニの水族館は小規模ながらも、家族連れに配慮した点が多く見られます。以下に確認できた範囲で実用的な情報をまとめます。
- 全館屋内のため、雨の日・夏の暑い日・冬の寒い日でも快適に過ごせます。
- 旧学校の体育館を改装した比較的ひらけた館内のため、ベビーカーでも動きやすいレイアウトです。
- 館内に飲食施設はありませんが、再入館が可能です。隣接する「道の駅すさみ」にはレストランやカフェが充実しており、食事後に戻って続きを楽しむことができます。
- 道の駅すさみには売店・トイレが整備されており、長時間の滞在にも困りません。
- タッチプールやヤドカリ釣りなど体験型コーナーが豊富で、幼児から小学生まで飽きずに過ごせる工夫がされています。
- 授乳室・おむつ替えスペースの有無については、公式サイト上での明記が確認できていません。乳幼児連れの方は事前に館へ直接お問い合わせいただくことをおすすめします。
- ペット同伴は基本的に不可です(補助犬を除く)。
所要時間の目安
館内はコンパクトにまとまっているため、じっくり回っても1〜2時間程度が目安です。展示をさっと見て回るだけなら45分〜1時間ほどで一周できますが、タッチプールやヤドカリ釣りで遊んだり、解説パネルをじっくり読んだりすると時間が延びます。
小さなお子さん連れの場合は、生き物への興味が強く予想外に長居することも多いです。隣接する道の駅での食事時間も含めて、半日程度の予定を組んでおくとゆったり楽しめるでしょう。
混雑については、平日はほぼ貸し切り状態のことが多く、土日祝日や長期休暇中のお昼前〜15時ごろは混みやすくなります。年間でもっとも混雑するのは夏休みのお盆前後です。混雑を避けたい方は平日の午前中の来館がおすすめです。
アクセス・駐車場情報
車でのアクセス
紀勢自動車道「すさみ南IC」を降りてすぐ、約1.3kmほどの場所にあります。ICを出たら国道42号線方面へ直進し、最初の信号を直進すると「道の駅すさみ」に到着します。大阪方面からは約2時間40分、名古屋方面からは国道42号線経由で約4時間20分が目安です。
駐車場は道の駅すさみと共用で約55台・無料です。お盆や大型連休など繁忙期には混雑することがあります。なお、古いカーナビを使用すると旧館のある「日本童謡の園」が表示される場合があるため、ご注意ください。
電車でのアクセス
最寄り駅はJR紀勢本線「江住(えすみ)駅」で、徒歩約8〜10分(約700m)です。ただし江住駅は普通列車のみ停車し、1日の本数が上下各8本程度と少ないため、時刻表の事前確認が必須です。大阪方面からは天王寺駅で特急くろしお(阪和線)に乗り換え、白浜駅でJR紀勢本線に乗り換えて江住駅へ。大阪からトータルで約4時間20分ほどかかります。公共交通機関の場合は、車でのアクセスに比べてかなり時間がかかりますので、できる限り車のご利用をおすすめします。
こんな家族におすすめ
- 幼児と一緒に屋内でのんびり過ごしたい家族
- 生き物や海の生態に興味がある小学生がいる家族
- 雨の日や夏の暑い日のおでかけ先を探している家族
- 南紀・白浜・串本方面への旅行途中で立ち寄れるスポットを探している家族
- 大型水族館とは違う、こぢんまりした個性的な施設を体験したい家族
まとめ
すさみ町立エビとカニの水族館は、「エビとカニだけ」というユニークなテーマを掲げた世界でも唯一の水族館です。小規模ながらも約150種もの甲殻類が展示されており、タッチプールやヤドカリ釣りなど体験型のコーナーも充実しているため、子どもが実際に手を動かして楽しめる時間が多いのが魅力です。道の駅すさみとセットで訪れることで、食事や買い物とあわせてゆったり半日楽しめます。南紀旅行の行程に加えるスポットとして、ぜひ候補に入れてみてください。