京都市下京区の梅小路公園内に位置する京都水族館は、2012年にオープンした日本初の完全人工海水を使用した内陸型大規模水族館です。約250種、約1万5千点のいきものを10のエリアで展示しており、国の特別天然記念物であるオオサンショウウオや、ケープペンギン、ハンドウイルカなど、子どもが大好きないきものに間近で会えます。京都駅から徒歩約15分というアクセスの良さも魅力で、京都観光や週末のおでかけ先として家族連れに人気のスポットです。雨の日でも館内をたっぷり楽しめる全天候型の施設なので、幅広いシーズンに活用できます。
京都水族館の基本情報
| 施設名 | 京都水族館 |
|---|---|
| 所在地 | 京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内) |
| 営業時間 | 日により異なります。平日10:00〜18:00、土日祝9:30〜19:00が基本ですが、GW・夏休み・年末年始等は変動あり。公式サイトの営業カレンダーでご確認ください。 |
| 最終入館 | 閉館の1時間前まで |
| 休館日 | 年中無休(施設メンテナンス・気象状況等による臨時休館あり) |
| 入館料金 |
大人(大学生含む):2,600円 高校生:2,000円 中・小学生:1,400円 幼児(3歳以上):900円 ※2歳以下は無料 ※障がい者手帳をご提示の方とご同伴者1名は半額 |
| 駐車場 | なし(近隣のコインパーキングを利用。条件を満たす方は梅小路公園おもいやり駐車場を利用可能) |
| アクセス | JR山陰本線「梅小路京都西」駅より徒歩約7分/JR各線「京都」駅中央口より徒歩約15分または市バス利用 |
| チケット予約 | アソビューで予約 |
情報取得日:2026-03-18
京都水族館の見どころ
京都水族館は「京の川から海へ」というコンセプトのもと、川・里山・海と続く10のエリアで構成されています。展示の工夫が随所に凝らされており、幼児から小学生まで飽きずに過ごせる内容になっています。
入口すぐから圧倒される!オオサンショウウオの展示
入館してすぐに目に飛び込んでくるのが、「京の川」エリアのオオサンショウウオです。国の特別天然記念物であり、世界最大級の両生類として知られるオオサンショウウオが、ミルフィーユのように重なり合いながら水槽の中でのんびりと過ごしています。その存在感のある姿は、子どもにも大人にも強烈な印象を残します。
このエリアでは、由良川の上流・中流・下流を一つの水槽で再現しており、イワナやヤマメ、コイなど川魚の暮らしも観察できます。「せいくらべ」コーナーなど楽しく学べる仕掛けもあり、小学生にとっても理科の学びにつながる展示内容です。
個性豊かなケープペンギンに会える「ペンギンエリア」
京都水族館で暮らすのは、アフリカ大陸南部の温暖な地域に生息するケープペンギンです。1階と2階にまたがる吹き抜け構造の水槽では、丘でのんびりよちよちと歩く姿と、水中をダイナミックに泳ぐ姿の両方を観察できます。
特に人気なのが「京都ペンギン相関図」。京都の通り名にちなんで命名されたペンギンたちの名前・性格・人間関係を図で紹介していて、お気に入りの一羽を見つける楽しみがあります。「ごはんの時間」では飼育スタッフが一羽一羽の名前を呼びながらエサをあげる様子を見学でき、子どもたちの人気を集めています。
幻想的な空間が広がる「クラゲワンダー」
「クラゲワンダー」では、西日本最多水準となる約30種・5,000匹のクラゲを展示しています。形・大きさ・色・毒の有無など、多様なクラゲたちを見比べながら過ごせる癒しの空間です。
なかでも圧巻なのが、約1,500匹のミズクラゲに360度囲まれる大型パノラマ水槽「GURURI」。アーチ状の入り口をくぐると、まるで自分がクラゲと一緒に海に漂っているかのような不思議な感覚が味わえます。カラフルな照明で彩られたクラゲの姿は写真映えも抜群で、ファミリーの記念写真スポットとしても人気です。
隣接する「京都クラゲ研究部」では、飼育スタッフがクラゲの繁殖・育成・研究を行う様子をオープンスペースで見学できます。スタッフに気軽に質問できる雰囲気なので、生き物好きの子どもにとっては特に貴重な体験になるでしょう。
毎日開催!「イルカのがっこう」プログラム
京都水族館のイルカスタジアムでは、一般的なショー形式ではなく「イルカのがっこう」というテーマで独自のプログラムを実施しています。学校生活に見立てた「体育の時間」「給食の時間」など、授業に見立てた構成で、子どもたちが楽しみながらイルカについて学べる内容です。
飼育スタッフが実況しながら進めるプログラムでは、ハンドウイルカがジャンプしたり泳いだりするダイナミックな姿を間近で観察できます。スタジアムは開放的な180度パノラマビューで、春は桜、秋は紅葉と、四季の京都の景色を背景に楽しめるのも京都ならではの魅力です。
プログラムのスケジュールは公式サイトの当日タイムテーブルで確認できます。プログラム以外の時間帯もスタジアムは開放されており、イルカたちのごはんの時間や自由に泳ぐ姿を見られることもあります。
大迫力の「京の海(大水槽)」とオットセイ・アザラシ
1〜2階を吹き抜けにした「京の海」大水槽には約50種のいきものが暮らしており、マイワシの群泳やエイ、サメなどが目の前を泳ぐ迫力のある展示です。飼育スタッフがダイビングしてエサをあげる「大水槽のごはんの時間」も毎日実施されており、ダイバーに興味津々で近づいてくる魚たちの姿が微笑ましいと好評です。
オットセイ・アザラシのエリアでは、岩場でのんびりしている表情豊かな姿を観察できます。チューブ状の水槽を自在に泳ぐアザラシの動きは、小さな子どもが特に喜ぶポイントです。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
京都水族館は子ども連れのファミリーに向けた設備が充実しています。事前に確認しておくと、当日スムーズに楽しめます。
- 館内はバリアフリー設計で、ベビーカーでも移動しやすい動線になっています。車いすの無料貸し出しも行っています(事前予約不可・台数限りあり)。
- 授乳室は館内に計3か所設置されており、給湯シンクも完備。パパとお子さまだけでも利用できます。
- おむつ交換台は館内に計8台設置。幼児用の小便器(計4台)や、子ども用便座付き大便器(計10台)も各フロアに備わっています。
- 館内には3か所のカフェがあり、いきものをモチーフにしたオリジナルフードやドリンクを楽しめます。お弁当など外からの飲食物の持ち込みも可能で、イルカスタジアムや園内のベンチでのんびり食べることができます。
- 館内は完全屋内のため、雨の日・猛暑の夏・寒い冬でも快適に過ごせます。天候に左右されない屋内施設を探しているご家族に特におすすめです。
- 展示水槽の多くは低い位置に設置されており、小さなお子さまでも見やすい設計です。幼児から楽しめる工夫がされています。
- 館内各所にワークショップスペースが設置されており、体験プログラムが定期的に開催されています。有料プログラムもあるため、事前に公式サイトで当日のスケジュールを確認しておくとよいでしょう。
チケットの事前購入・割引クーポン情報
京都水族館は土日祝日を中心に混雑することが多く、当日チケット購入の列に並ぶ可能性があります。アソビューでの事前購入(日時指定チケット)をうまく活用すれば、入館受付の待ち時間を短縮できます。
お得な割引・チケット情報をまとめると次のとおりです。
- アソビューでの事前購入:ポイント還元(基本2%〜)があり、プランによっては割引対象も。セット券(京都鉄道博物館・京都タワーとのセット)では最大350〜390円割引になるプランもあります。
- じゃらんでの購入:じゃらんポイントが貯まり、定期的な割引キャンペーンも実施されています。
- コンビニ前売り券:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートでも購入可能です。
- 京阪京都交通バスとのセット券:京都水族館の入場券とバスの往復運賃がセットになった乗車券で、最大480円割引になります。
- 年間パスポート(大人2,600円×2.2回分程度):3回以上来館するならお得。同伴者の入場料が10%引きになる特典や、小学生以下の年パス会員への「アクアパスポート」無料進呈など特典も充実しています。
- 障がい者手帳をお持ちの方:本人とご同伴者1名は入場料が半額になります。
割引内容は変更になる場合があります。最新情報は各サービスの公式ページでご確認ください。
情報取得日:2026-03-18
所要時間の目安
京都水族館の標準的な所要時間は、1時間半〜2時間程度が目安です。ただし、お子さまの年齢や当日のプログラム参加状況によって前後します。
幼児連れの場合、ペンギンのごはんタイムやイルカプログラムを一つ観覧すると、休憩込みで2〜2.5時間ほどを見ておくと安心です。小学生の子どもがいる場合は、体験プログラムにも参加したいという希望が出やすいため、余裕を持って2〜3時間で計画するのがおすすめです。
イルカスタジアムのプログラムは人気が高く、席が埋まることもあります。開館直後か、お昼前後の比較的空いている時間帯を狙うと、ゆっくり観覧できます。プログラムのスケジュールは公式サイトで当日のタイムテーブルを確認してから来館するとスムーズです。
混雑が特に予想されるのは、土日祝日・GW・夏休み・春休みの午前中から昼過ぎにかけてです。比較的ゆっくり見たい場合は、平日の午前中か、夕方の時間帯に訪れるのがおすすめです。
アクセス・駐車場情報
電車・バスでのアクセス
最も便利な最寄り駅は、JR山陰本線「梅小路京都西」駅です。京都駅からわずか1駅で、駅からは徒歩約7分とアクセスが抜群です。
JR「京都」駅中央口からは徒歩約15分。天気のよい日は公園の緑を楽しみながら歩いて向かうことができます。市バスを利用する場合は「七条大宮・京都水族館前」バス停が最寄りで、バス停から徒歩約5分です。京都駅から33系統・103系統・205系統など複数の系統が運行しており、乗車時間は約6〜8分程度です。
遠方から京都へのアクセスは、関西国際空港からはJR特急「はるか」で約75分、大阪駅からは新快速で約29分、奈良駅からはみやこ路快速で約47分です。
車でのアクセス・駐車場について
京都水族館には専用駐車場はありません。車でお越しの際は、周辺のコインパーキングをご利用ください。梅小路公園周辺には複数のコインパーキングがありますが、土日祝日や観光シーズンは満車になる場合があります。
なお、乳幼児連れの家族・障がい者・妊産婦・高齢者などの条件を満たす方は、「梅小路公園おもいやり駐車場」を利用できる場合があります。詳細は公式サイトで確認してください。電車・バスでのアクセスが充実しているため、公共交通機関の利用が特におすすめです。
こんな家族におすすめ
- 幼児〜小学生の子どもと一緒に、屋内でたっぷり時間を過ごしたいご家族
- 雨の日・真夏・真冬でも楽しめるおでかけスポットを探しているご家族
- 生き物が好きで、イルカ・ペンギン・クラゲなど多様ないきものに触れたいお子さまがいるご家族
- 京都旅行の観光スポットとして、京都駅近くで気軽に立ち寄りたいご家族
- 学習的な体験や飼育スタッフによる解説プログラムにも関心があるご家族
まとめ
京都水族館は、京都駅から徒歩圏内という好立地にありながら、オオサンショウウオ・ペンギン・クラゲ・イルカと多彩ないきものに出会える、充実した屋内施設です。毎日開催されるいきものプログラムや体験コーナーが豊富で、展示を見るだけでなく「学びながら楽しむ」ことができます。授乳室・おむつ替え台・ベビーカー対応の動線など子連れへの配慮もしっかりしており、幼児連れのご家族でも安心して楽しめます。京都観光の一つとして、また週末のおでかけ先として、ぜひ候補に加えてみてください。