静岡県下田市の下田湾に広がる自然の入り江を丸ごと活用した、下田海中水族館。海の上に浮かぶ水族船「アクアドームペリー号」を中心とした独特のつくりは、日本でも屈指のユニークな水族館です。イルカやアシカ、アザラシのショーはもちろん、イルカとじかに触れ合える多彩な体験プログラムも充実しており、幼児から小学生まで子ども連れのファミリーに長く愛されています。伊豆旅行の定番スポットとしても人気が高く、雨の日や気温の高い日のおでかけ先としても重宝されています。
下田海中水族館の基本情報
| 施設名 | 下田海中水族館 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県下田市3丁目22-31 |
| 電話番号 | 0558-22-3567 |
| 営業時間 |
通常(GW・夏休み・シルバーウィーク以外):9:30〜16:30 GW(2026年5月2日〜5月6日):8:30〜17:00 夏休み(2026年7月25日〜8月23日):8:30〜17:00 シルバーウィーク(2026年9月19日〜9月23日):8:30〜17:00 |
| 最終入館 | 閉館の60分前まで |
| 休館日 | 2026年12月15日(火)〜12月18日(金)(館内整備のため) ※社会情勢により変更になる場合あり |
| 入館料金 |
大人(中学生以上):2,500円 小人(4歳〜小学生):1,250円 3歳以下:無料 ※障がい者手帳をお持ちの方は一般料金の半額。障がい者1名につき付添い1名も同額。 |
| 駐車場 | あり・無料(乗用車200台、バス10台) |
| アクセス(電車) | 伊豆急行線 伊豆急下田駅より路線バスで約7分(東海バス7番乗り場)またはタクシーで約5分 |
| アクセス(車) | 伊豆中央道・修善寺道路 月ヶ瀬ICより約40km |
| 予約 | アソビューで予約 |
情報取得日:2026-03-18
下田海中水族館の見どころ
海に浮かぶ水族船「アクアドームペリー号」
下田海中水族館のシンボルともいえるのが、入り江の中央に係留された水族船「アクアドームペリー号」です。この建物は実際に船として認可されており、世界的にも珍しい「本物の船が水族館になっている」施設です。船内には水深6mにおよぶ600トンの大水槽があり、伊豆の海を再現したテーマのもとで約50種・1万点の生き物を展示しています。厚さ155mmの巨大なアクリルガラス越しに泳ぐ魚たちを間近で眺められ、子どもも飽きずに見入ってしまうスポットです。
迫力のイルカショー「ワンダーオーシャン」と有料体験席「アメージング・シート」
自然の入り江を使ったイルカショー「ワンダーオーシャン」は、下田海中水族館の目玉といえる存在です。バンドウイルカたちが広い海を舞台に豪快なジャンプや水しぶきを披露する光景は圧巻で、小さな子どもはもちろん大人も思わず歓声をあげるほどの迫力があります。
また、有料オプションの「アメージング・シート」を利用すると、箱型の浮き船に乗って海抜0メートルの視点からショーを観覧できます。イルカが目の前を飛び越えたり、すぐそばで水しぶきを浴びたりできる特別な体験で、濡れても構わない日にはぜひ検討してみてください。
マリンスタジアムでは「マリンファンタジー」と題したカマイルカ・アシカのショーも毎日開催されており、特に人とアシカが一緒に水中でパフォーマンスを披露する場面は世界的にも珍しいといわれています。このほか「スマイルシップ(アザラシショー)」「ペタペタマーチ(ペンギンショー)」「ディスカバリーオーシャン(ダイバーによる魚の餌付けショー)」と、1日を通じて複数のショーが組まれているため、子どもを飽きさせない時間割りができます。
イルカとじかに触れ合える体験プログラム
下田海中水族館の大きな強みのひとつが、イルカとの触れ合い体験の豊富さです。入場料とは別料金になりますが、以下のような多彩なプログラムが用意されています。
- ドルフィンフィーディング:イルカへの餌やりとともに、ジャンプや握手などの合図を出すトレーナー体験ができます。
- ファミリードルフィン:家族貸し切りでドルフィンフィーディングを楽しめるプラン。子ども連れに人気です。
- うきうきドルフィン:ウェットスーツを着てイケスに入り、水深5〜6mの至近距離でイルカを観察します。
- ドルフィンビーチ:波打ち際でイルカと直接ふれあえる体験。人懐っこいイルカが近づいてくる様子は子どもに大人気です。
- ドルフィンスノーケル・ドルフィンダイビング:イルカと一緒に泳ぐ体験。年齢・身長の制限あり。事前確認をおすすめします。
- わくワーク!(イルカの飼育員体験):トレーナーの仕事を実際に体験できる職業体験プログラム。
体験プログラムは季節や混雑具合によって定員が埋まることがあるため、事前にアソビューなどのサイトで確認・予約しておくと安心です。
コツメカワウソ・ペンギン・ウミガメとの距離の近さ
「ふれあいの森」では、コツメカワウソへの餌やりを体験できます。ガラス越しではなく、より近くで観察・ふれあいができる機会として子どもに喜ばれています。ペンギンパノラマプールでは、ガラス仕切りがなく間近でフンボルトペンギンを眺められ、ウミガメ池でものんびり泳ぐウミガメを観察できます。圧迫感なくゆっくり見学できる開放的な環境が、特に幼い子どもにとって過ごしやすいポイントです。
クラゲ展示「クラリウム」と伊豆の海の生物館「うみめぐり」
静かにただようクラゲを楽しめる「クラリウム」は、ショーやふれあいとはひと味違う落ち着いた展示エリアです。幻想的な雰囲気でゆっくり過ごしたいときにおすすめです。また「うみめぐり」では伊豆半島の海に生きるさまざまな生き物を一度に学べます。地元の海の生態を知ることができるため、子どもの教育的な関心にも応えてくれます。なお、クラリウムの入口は階段になっているため、車いす・ベビーカーでの観覧は困難な点に注意が必要です。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ベビーカーでの移動について
館内はベビーカーでの入場が可能ですが、施設の構造上いくつか注意点があります。下田海中水族館は自然の入り江に浮かぶ桟橋を通路として使用しているため、波の影響で揺れが生じたり、潮の干満によってスロープの傾斜が変化したりします。引き潮の時間帯は急勾配になることもあるため、付添いの方と一緒に移動するようにしましょう。また、浮き桟橋の継ぎ目に1〜2センチの段差がある点も覚えておくと安心です。車いすの貸し出しは2台のみ(入場券売り場で確認を)。
授乳室・おむつ替えスペース
授乳室は館内に2カ所設けられています。1カ所はレストラン外の女性トイレ隣、もう1カ所は売店奥の個室です。売店奥の授乳室はベビーカーのまま入れるほど広めになっており、手洗い場やベビーシートも完備されています。おむつ替え台も2台あります。繁忙期は混雑する可能性があるため、時間に余裕をもって利用してください。なお、施設内にお湯の提供はないようです(要確認)。
館内レストラン・売店
館内にはレストラン「The Dish」があり、入り江で暮らすイルカを眺めながら食事を楽しめます。伊豆ならではのメニューとして下田サメバーガーやキンメコロッケといったご当地グルメも提供されており、観光気分をさらに盛り上げてくれます。
| レストラン「The Dish」営業時間 | 11:00〜15:00(ラストオーダー14:30) 夏期(7月19日〜8月24日):11:00〜16:00(ラストオーダー15:00) |
|---|---|
| カフェ営業時間 | 10:00〜15:30(ラストオーダー15:00) 夏期(7月19日〜8月24日):9:30〜15:30(ラストオーダー15:00) |
情報取得日:2026-03-18
また売店では水族館オリジナルのお土産品を購入できます。有料のコインロッカーも設置されているため、荷物が多い場合はあずけてショーや体験をより身軽に楽しめます。
雨の日・暑い日でも安心か
水族船「アクアドームペリー号」や室内展示エリアは屋根のある屋内空間のため、雨の日でも問題なく楽しめます。一方、イルカショーが行われる海上ステージや桟橋部分は基本的に屋外となります。天候によってはショーの内容や実施時間が変わることもあるため、公式サイトや当日のスタッフアナウンスを確認しながら行動すると良いでしょう。
年齢別・おすすめの楽しみ方
- 幼児(3歳以下):入場無料。水族船の大水槽やペンギン・カワウソを間近で見られる展示は、小さな子でも楽しみやすいです。
- 幼児〜小学校低学年:イルカショーや餌やり体験など、動きのあるプログラムに大喜びする年齢です。ファミリードルフィンは家族全員で参加できるためおすすめです。
- 小学校高学年:ドルフィンビーチやうきうきドルフィンなど、より本格的な体験プログラムを楽しめます。イルカとの近さに感動する声が多く寄せられています。
所要時間の目安
公式サイトでは見学の所要時間を90〜120分と案内しています。施設全体が桟橋でつながった複数のエリアで構成されているため、移動しながら見学すると思いのほか時間がかかります。イルカショーを1〜2本観覧する場合や、体験プログラムに参加する場合は2〜3時間を目安に計画するとよいでしょう。
小さな子ども連れの場合は、休憩やおむつ替えなどの時間もプラスして考えておくと安心です。授乳・休憩込みで半日ほど余裕をもって訪れると、あわてずにじっくり楽しめます。逆に時間が限られている場合は、イルカショーの時刻を事前に確認して逆算すると効率よく回れます。ショーは毎日複数回開催されていますが、1回のショーの所要時間は15〜30分程度です(公式サイトでスケジュールを事前確認推奨)。
アクセス・駐車場情報
電車・バスでのアクセス
最寄り駅は伊豆急行線の伊豆急下田駅です。駅7番乗り場から東海バスの下田海中水族館行きに乗車すると約7分で到着します(大人230円・小人120円)。バスの本数は多くないため、時刻表を事前に確認しておきましょう。タクシーなら約5分、徒歩では約25分かかります。
| バス時刻(伊豆急下田駅発) | 9:40 / 10:40 / 11:20 / 12:00 / 13:30 / 14:40 / 15:40 |
|---|---|
| バス時刻(水族館発) | 9:50 / 10:50 / 11:30 / 12:10 / 13:40 / 14:50 / 15:50 |
情報取得日:2026-03-18(公式サイトのバス時刻表に基づく。季節・曜日により変更の可能性あり。事前に東海バス公式サイトでご確認ください)
車でのアクセス・駐車場
車でのアクセスは、伊豆中央道・修善寺道路の月ヶ瀬ICから約40kmです。東名高速道路を利用する場合は、沼津ICから伊豆縦貫道路・国道414号経由で向かうルートが一般的です。
駐車場は乗用車200台・大型バス10台が利用でき、駐車料金は無料です。GWや夏休みなど混雑シーズンは駐車場が混雑することが予想されます。開館直後の早い時間帯に到着するか、バスや電車を活用するプランも検討してみてください。
割引クーポン・お得なチケット情報
下田海中水族館のチケットは、いくつかの方法で割引購入が可能です。アソビューや各種クーポンサイトを利用すると、通常料金より割引された価格でチケットを事前購入できます。また、団体割引(10名以上から適用)や学校行事向けの教育割引も用意されています。
- アソビューでの事前購入:割引チケットあり(公式サイトからリンクページへ誘導あり)
- 各種クーポンサイト(HIS等):最大200円引き程度の割引クーポンを配布していることがあります
- 団体割引:10名以上で大人2,000円・小人1,000円(2026年1月1日現在)
クーポンの内容は時期によって変わりますので、訪問前に最新情報をご確認ください。
情報取得日:2026-03-18
こんな家族におすすめ
- 幼児から小学生まで子どもがいて、屋内メインでたっぷり楽しみたいファミリー
- イルカやウミガメ、ペンギンなど海の生き物が好きな子どもがいる家族
- 観るだけでなく、体験・ふれあいを通じて動物と関わらせたい親御さん
- 雨の日・暑い日・寒い日に屋内で安心して過ごせるおでかけ先を探している家族
- 伊豆旅行の立ち寄りスポットや、1泊旅行のメイン目的地を探している家族
まとめ
下田海中水族館は、自然の入り江と海に浮かぶ水族船という唯一無二のロケーションが魅力の水族館です。迫力のイルカショーから幼児向けの間近な展示まで幅広く楽しめるうえ、体験プログラムが豊富なため、子どもが「見る」だけでなく「参加する」達成感を味わえます。伊豆・下田への旅行を計画しているファミリーはもちろん、週末のおでかけ先として雨天時でも快適に過ごせるスポットを探している方にも、自信を持っておすすめできる施設です。訪問前に公式サイトでショータイムや体験プログラムのスケジュール、最新の営業時間を確認してからお出かけください。