埼玉県宮代町に位置する東武動物公園は、動物園と遊園地、そして夏はプール・冬はイルミネーションまでひとつの園内で楽しめる、いわば"4つの顔を持つハイブリッド・レジャーランド"です。総面積は東京ドーム約11個分という広大な敷地に、約120種1,200点の動物と約30種類のアトラクションが揃い、幼児から小学生まで丸一日かけて遊べる充実した施設となっています。動物好きの子どもにもアトラクション好きの子どもにも対応できるのが最大の強みで、家族全員が満足できるおでかけ先として人気を集めています。
東武動物公園の基本情報
| 施設名 | 東武動物公園(ハイブリッド・レジャーランド) |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県南埼玉郡宮代町須賀110 |
| 営業時間 | 9:30〜17:00(時期・イベントにより変動あり) ※来園前に公式サイトの営業日カレンダーで要確認 |
| 休園日 | 元日、1月・2月の火・水曜日、6月の水曜日、7月の第1〜第3水曜日など ※詳細は公式サイトの営業日カレンダーを確認 |
| 入園料金 | 大人(18歳以上):2,300円 中人(中・高校生12〜17歳):1,800円 小人(3〜11歳):1,000円 シニア(60歳以上):1,500円 ※3歳未満は無料 |
| アトラクションパスセット (入園料+乗り放題) |
大人:5,900円 中人:5,400円 小人:4,300円 シニア:4,600円 ※のりもの券は1枚100円(3歳以上共通)での個別購入も可 |
| 駐車場 | 西ゲート(動物園側)に約2,500台 平日:1,000円 / 土日祝:1,500円 ※GW・お盆期間は特定日料金(1,500円)になる日あり ※入庫時に駐車券は発行されない車両ナンバー認証システム |
| 電車アクセス | 東武スカイツリーライン「東武動物公園」駅より徒歩約10分またはバス(茨城急行バス)で約5分 渋谷から半蔵門線直通急行で約80分、大宮から約30分、柏から約43分 |
| お問い合わせ | 0480-93-1200(代表) |
| 予約 | アソビューで予約 |
※料金・営業時間・休園日は変更になる場合があります。来園前に必ず公式サイトでご確認ください。
東武動物公園の見どころ
子ども向けアトラクションが充実した「遊園地エリア」
東側の遊園地エリアには、約30種類のアトラクションが揃っています。身長制限や年齢制限のないアトラクションが多いのが特徴で、0歳の赤ちゃんでも楽しめる乗り物がいくつもあります。
遊園地は「リバティーランド」「プレジャーランド」「ハートフルランド」の3エリアに分かれていて、なかでもハートフルランドは3〜6歳向けのファミリーアトラクションが集まったエリアです。絵本のような世界観の「ハートフルファーム」では、コースターデビューにちょうどよい「てんとう虫のファミリーコースター」や、消防車・パトカーに乗って水鉄砲で的を狙う「出勤!街のウォーターショット隊」など、親子で一緒に体を動かして楽しめるアトラクションが揃っています。
すべり台と立体迷路が合体した「いたずらヤギーのアスレチック砦」は小学生に人気が高く、飛行機型のライドで上下に動く「コケットさんの種まき飛行機」は幼児から楽しめます。小学生以上になると、水上コースター「カワセミ」(身長120cm以上・6歳から)やゴールデンシップ(身長110cm以上)といった絶叫系にも挑戦できるようになり、子どもの成長とともに何度でも楽しめるのが東武動物公園ならではの魅力です。
また、2026年3月に新アトラクション「POP'N DRIFT」がオープンするなど、施設のアップデートも続いています。各アトラクションの身長・年齢制限は公式サイトのアトラクション一覧で事前に確認しておくと当日スムーズです。
約120種類の動物に会える「動物園エリア」
西側の動物園エリアでは、約120種1,200点の動物を観察できます。目玉となるのはホワイトタイガーで、間近でその美しい姿を見られると来園者から高い人気を誇ります(2026年3月時点でヒョウ・ジャガー舎のオープンイベントに伴い展示見合わせの期間があるため、来園前に公式サイトをご確認ください)。ライオン、ペンギン、ヒグマ、モンキーワールドなど見どころは豊富です。
子どもたちが特に喜ぶのが「ふれあい動物の森」です。小動物と直接ふれあえる貴重な体験ができますが、入場者数制限があるため整理券制になっています。来園後すぐに整理券を受け取りに行くのがおすすめです。また、「わんこヴィレッジ」や「にゃんこハウス」など、犬・猫と触れ合えるエリアもあり、動物好きな子どもにとって飽きることのないラインアップです。
季節ごとのイベント・プールとイルミネーション
東武動物公園は一年を通じてさまざまなイベントが開催されるのも魅力のひとつです。夏には「東武スーパープール」が営業(2025年は6月28日〜9月15日)し、流れるプール・ウェーブプール・スーパースライダーなどが楽しめます。夏のアトラクションパスセットはプールにも入場できる仕様になっており、丸一日たっぷり遊べます。
冬にはウィンターイルミネーションが開催され、2025〜2026年シーズンは2025年11月1日から2026年2月23日まで実施されました。光に彩られた園内は昼間とはまったく異なる幻想的な雰囲気で、ホワイトタイガーエリアや観覧車のライトアップなど、写真映えするスポットが園内各所に点在します。
また、人気キャラクターやアニメとのコラボイベントも定期的に開催されています。開催状況は公式サイトやSNSで随時更新されるため、来園前にチェックしておきましょう。
遊園地と動物園をつなぐ「ハートフルガーデン」
遊園地と動物園の中間地点には、花と植物のエリア「ハートフルガーデン」があります。広い芝生のウェルカムガーデンや約200種類のバラが咲くローズガーデンなど、四季折々の花を楽しめるスポットです。歩き疲れたときの休憩や、のんびり景色を楽しむひとときにぴったりで、大人にとっても癒しの空間になっています。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ベビーカーの持ち込み・レンタル
園内は全長約2kmと広大ですが、段差が少なく、ベビーカーでもスムーズに移動できる環境が整っています。東西ゲートどちらでもベビーカーのレンタルが可能で、料金はA型・B型が1日300円、ハイシートタイプB型が500円(台数に限りあり・予約不可)です。園内を走る「太陽の恵み鉄道〜パークライン〜」はベビーカーのままで乗車でき、東ゲートから動物園寄りのエリアまで移動できるため、電車でのお越しの方は積極的に活用するのがおすすめです。シャトルバス「アニ丸ぶーぶー」も0歳から乗車可能で、広い園内の移動に役立ちます。
授乳室・おむつ替えスペース
授乳室は園内に合計3カ所あります。動物園エリアの休憩所内(授乳クッション・調乳用温水器あり)、遊園地エリアのレストランカーニバル内(ベビーシート・ベビーベッド・調乳用温水器・電子レンジあり)、コルネさんのパンケーキハウス内(ベビーシート・ベビーベッドあり)の3カ所です。おむつ替えスペースはすべての女子トイレと男子トイレ(10カ所)・親子トイレに設置されており、パパも利用しやすい環境が整っています。
キッズメニューと食事環境
園内には複数のレストランや軽食スポット、キッチンカーがあり、食事の選択肢は豊富です。レストランではキッズメニューの提供もあり、子ども用のイスも用意されています。ただし、フードの価格はパーク価格のため、ランチを持参したい場合は飲み物・食べ物の持ち込みが可能なのでコンビニや駅周辺で購入していくのも一つの方法です。離乳食の温めはレストランカーニバルの電子レンジや他のレストランのスタッフに声をかけることで対応してもらえます。
屋内施設と雨天時の過ごし方
動物園エリアには室内の休憩スペースがあり、授乳室・おむつ替えスペース・キッズスペースが備わっています。エアコン完備で、暑い日・寒い日・雨の日の休憩場所として活用できます。「ギャラクシーウォーカーズ」や「カード迷路ぐるり森大冒険」など、雨天OKのアトラクションも複数あるため、多少の雨天でも楽しめる場面はあります。ただし遊園地エリアはアウトドア型のアトラクションが中心のため、雨天時は動物園エリアをメインに回るプランがおすすめです。
年齢・身長制限の目安
遊園地のアトラクションについては、0歳から乗れるものが複数ある一方、絶叫系コースター「カワセミ」は身長120cm以上・6歳からなど、一部のアトラクションに身長・年齢制限があります。特に幼児連れの場合は、来園前に公式サイトのアトラクション一覧で制限を確認しておくと当日安心です。目安として、3歳以上になると乗れるアトラクションは17種類以上に増え、小学校入学前後からほぼすべてのアトラクションに挑戦できるようになります。
所要時間の目安
東武動物公園は動物園と遊園地を合わせた広大な施設のため、丸一日(約6〜8時間)を想定するのが現実的です。動物園だけなら2〜3時間程度で回れますが、遊園地も組み合わせると半日では少し物足りないケースも多いです。
具体的には以下のようなプランが参考になります。
- 動物園メイン(幼児・赤ちゃん連れ):動物園エリアを中心に、ふれあい体験やエサやりを楽しむなら2〜3時間。休憩や授乳を挟みながらゆっくり回ると半日コースになります。
- 遊園地メイン(幼児〜小学生):ハートフルランドを中心に乗り放題を満喫するなら3〜4時間。動物園も見たい場合はプラス2時間を見込んでおくと余裕のあるスケジュールになります。
- 両エリアをしっかり楽しむ:動物園・遊園地・ショー・ハートフルガーデンまで欲張るなら6〜8時間の終日コースがおすすめです。
幼児連れの場合は、子どものペースに合わせた休憩を多めに取ることで疲れを軽減できます。特に人気のアトラクション(てんとう虫のコースターなど)は土日祝に待ち時間が発生しやすいので、午前中早めに人気エリアを押さえておくとスムーズです。
アクセス・駐車場情報
電車でのアクセス
最寄り駅は東武スカイツリーライン「東武動物公園」駅です。駅から徒歩約10分、または茨城急行バスで約5分です(運賃:大人200円・小児100円)。
都内からのアクセスも良好で、渋谷から半蔵門線直通急行で約80分、大宮から約30分、柏から約43分です。浅草・とうきょうスカイツリーからは特急りょうもう号を使うと最速35分で到着します。電車の場合は東ゲートから入園するのが便利で、遊園地エリアから動物園エリアへはパークライン(太陽の恵み鉄道)やシャトルバスで移動できます。
車でのアクセス
東北自動車道「久喜IC」から約20分、「岩槻IC」から約25分、圏央道「白岡菖蒲IC」「幸手IC」からそれぞれ約20分です。東京方面からは東北自動車道ETC専用「蓮田スマートIC」から約15分でアクセスできます。
駐車場について
西ゲート(動物園側)に約2,500台収容の大駐車場があります。駐車料金は平日1,000円・土日祝1,500円です。入庫時に駐車券は発行されず、タイムズの車両ナンバー認証システムを採用。精算は閉園前に西ゲート前の精算機で行います(タイムズクラブアプリを登録するとスマートフォンで精算可能)。
なお、GWやお盆期間は駐車場および周辺道路が大変混雑します。公共交通機関の利用が公式からも推奨されており、土日祝の繁忙期は午前中早めの到着がおすすめです。土日祝に駐車場が混雑しやすい時間帯は10〜13時ごろとなるため、開園直後(9:30〜)を狙うと比較的スムーズに入場できます。
カーナビで検索する際は、「東武スーパープール」または住所「埼玉県白岡市爪田ヶ谷425番地」で検索すると西ゲート側の駐車場に案内されます(「東武動物公園」で検索すると駐車場のない東ゲートへ誘導される場合があるため注意)。
こんな家族におすすめ
- 動物園と遊園地の両方を一日で楽しみたい家族
- 0歳〜幼稚園の小さな子どもと、小学生の上の子を一緒に連れていきたい家族
- ふれあい体験や動物の観察で、子どもに自然・生き物の魅力を伝えたい家族
- 絶叫系よりも、ファミリー向けのアトラクションやキッズ向けコースターを重視したい家族
- 冬のイルミネーションや夏のプールなど、季節のイベントと合わせておでかけを楽しみたい家族
- 埼玉・東京近郊からアクセスしやすいテーマパークを探している家族
まとめ
東武動物公園は、動物園・遊園地・プール・イルミネーションと4つの顔を持つ「ハイブリッド・レジャーランド」として、年間を通じて子どもと一緒に楽しめる施設です。幼児から小学生まで対応できるアトラクションの幅広さ、充実したベビー設備と授乳室、広大ながらも移動しやすい園内環境は、子連れファミリーにとって使い勝手の良さが際立ちます。チケットは事前にオンラインで購入しておくと当日の窓口待ちを避けられ、スムーズに入場できます。来園前には必ず公式サイトで最新の営業時間・休園日・アトラクション運行状況を確認のうえ、余裕を持ったスケジュールで出かけてみてください。