埼玉県飯能市の宮沢湖畔に広がるムーミンバレーパークは、フィンランド国外で初めて誕生したムーミン公式テーマパークです。豊かな森と湖に囲まれた自然の中に、ムーミン一家が暮らす世界がそのまま再現されており、ムーミンの物語を体で感じながら一日を過ごすことができます。アトラクションだけでなく、アート性の高い展示施設やグリーティング、季節のイベントなど、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが充実。子ども連れの家族にとって、のびのびと自然の中を歩きながらムーミンの世界に浸れる、ゆったりとした時間が魅力のテーマパークです。
ムーミンバレーパークの基本情報
| 施設名 | ムーミンバレーパーク(Moominvalley Park) |
|---|---|
| 所在地 | 〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ |
| 営業時間 | 平日 10:00〜17:00/土日祝 10:00〜18:00 ※イベント期間中や連休などは変動あり。最新情報は公式サイトで要確認。 |
| 休園日 | 不定休(メンテナンス等による臨時休業あり。公式サイトにて事前確認推奨。) |
| 入園料金(当日) | 大人(中学生以上)4,300円/こども(4歳〜高校生)1,300円 ※3歳以下は無料 |
| 入園料金(前売) | 大人 3,900円/こども 1,000円(アソビュー!公式オンライン) ※前売券の方がお得。購入にはアソビュー!への会員登録が必要。 |
| 年間パスポート | デジタル年間パスポート(購入日より1年間有効・何度でも入園可) |
| 駐車場 | メッツァ駐車場あり(予約不可・現地精算) 平日 1,000円/日(2時間まで無料)、土日祝 1,500円/日 ※混雑時は臨時駐車場へ案内あり |
| アクセス(電車) | 西武池袋線「飯能駅」北口より路線バスで約13分(大人220円・子ども110円) 池袋駅から飯能駅まで急行で約50分 |
| アクセス(車) | 圏央道 狭山日高ICから県道262号線経由 約5.4km(約12分) 圏央道 青梅ICから県道218号線経由 約11km(約30分) カーナビ設定は「宮沢湖入口」推奨 |
| 予約 | アソビューで予約 |
ムーミンバレーパークの見どころ
パークは「はじまりの入り江」「ムーミン谷」「コケムス」「おさびし山」の4つのエリアで構成されています。東京ドーム約4個分の広大な自然の中に、物語の建物やキャラクターが点在しており、歩くだけでもムーミンの世界に迷い込んだような気持ちになれます。
パークのシンボル「ムーミン屋敷」でキャラクターの暮らしに触れる
ムーミンバレーパークといえば、ムーミン谷エリアにそびえるムーミン屋敷がまず外せません。ムーミンパパが自分で設計図を書いて建てたという物語の設定を忠実に再現した青い建物で、地下1階から地上3階まで見学できます。ムーミン一家の部屋のひとつひとつに調度品や生活の痕跡が再現されており、干してある洗濯物や煙突から出る煙など、細部へのこだわりが詰まっています。
ガイドによる案内ツアーは約20分ほど。小学生以上の子どもであれば物語の世界をじっくり堪能できます。3〜4歳の小さな子どもは少し飽きてしまう可能性もあるため、事前にムーミンのキャラクターを紹介しておくと楽しみやすくなります。
体感型アトラクション「海のオーケストラ号」「エンマの劇場」
ムーミン谷エリアには、物語を体験できるアトラクションが集まっています。「海のオーケストラ号」は、不思議な船に乗り込んで冒険に出かけるような体感型施設です。迫力ある映像と音響で物語が展開しますが、真っ暗になる演出や強い風が吹く場面もあるため、怖がりな小さなお子さんは事前に様子を確認しておくと安心です。
「エンマの劇場」では、ムーミン一家とその仲間たちが登場するライブエンターテインメントを観覧できます。定期的に上演演目が変わるため、リピーターでも新鮮に楽しめます。2024年3月には新施設「ムーミン谷の映画館」がオープン。フィンランド制作のオリジナルアニメーション作品を上映しており、原作の世界観を映像でじっくり堪能できます(小学生未満のお子さんは中学生以上の付き添いが必要)。
小学生以上が思いきり体を動かせる「ヘムレンさんの遊園地」と「ジップライン」
おさびし山エリアには、自然の地形を生かしたアクティブなエリアが広がっています。「ヘムレンさんの遊園地」は、小説『ムーミン谷の仲間たち』をモチーフにしたアスレチックツリーハウスで、6〜12歳の子どもを対象にしたアトラクションです。森の中でのびのびと体を動かすことができ、大人はそばでのんびり森林浴を楽しみながら休憩できるのも魅力です。入園チケットのみで遊べるため、追加料金は不要です。
小学3年生以上(身長120cm以上190cm未満、体重30〜100kg)向けには、おさびし山の頂上から宮沢湖の湖面を往復約400m滑空する「飛行おにのジップラインアドベンチャー」(別途有料)も。パーク全体を見渡す爽快感は格別で、大人との思い出にもなります。参加には事前に利用制限を確認しておきましょう。
展示施設「コケムス」と北欧世界観のフォトスポット
コケムスエリアの体験型展示施設「コケムス」は、ムーミンの物語と原作者トーベ・ヤンソンの人生を追体験できる施設です。館内には高さ8mを超える世界最大級のムーミン谷巨大ジオラマが展示されており、子どもも大人も思わず見入ってしまう迫力があります。ショップやレストラン、カフェ、ワークショップ施設「パヤ」も併設されており、屋内でゆっくり過ごしたいときにも重宝します。
パーク内には、スナフキンのテントや水浴び小屋、灯台など、物語に登場するスポットが点在しており、どこも写真映えするフォトスポットになっています。また、無料で楽しめる音声ガイド(スマートフォン対応)を使うと、各スポットを訪れるたびにムーミンが話しかけてくれる仕掛けがあり、まるで一緒に散歩しているような感覚で楽しめます。
季節のイベント・春のSPRING FESTIVAL
ムーミンバレーパークでは、季節ごとにテーマを変えたイベントが開催されています。2026年は春に「SPRINGSPRING FESTIVAL 2026」を開催(2026年2月28日〜4月5日)。ラナンキュラスやネモフィラ、デイジーなどの春の花々がパークを彩り、7周年アニバーサリーを祝うスペシャルな内容となっています。このイベント期間中は、こどもの1デーパスが500円になるキャンペーンも実施されており、家族連れには特にお得なタイミングです。
その他、夏の花火イベント、秋〜冬のクリスマスシーズンなど、訪れる季節によってパークの雰囲気が変わります。季節限定のイベントや装飾は何度来ても新鮮で、リピーターが多いのも納得です。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ムーミンバレーパークは、子ども連れの家族が1日を通じて快適に過ごせるよう、さまざまな設備が整っています。
- 授乳室・おむつ交換台あり:パーク内のインフォメーション近くにファーストエイド(救護室)と併設された授乳室、おむつ交換台が設置されています。小さなお子さん連れでも安心して来園できます。
- ベビーカーでの移動:パーク全体は宮沢湖を囲む自然の地形を活かしており、起伏のある道もあります。ベビーカーで来園する場合は、坂道や段差がある箇所があることを念頭に置いておきましょう。ベビーカーの貸し出し情報については公式サイトで要確認です。
- キッズスペース・屋内施設あり:コケムス内には「キッズスペース」が設けられており、屋内で遊べるボールプールやお絵かきひろばなどが用意されています。雨の日や暑い時期、休憩が必要なときにも活用できます。
- 飲食環境:パーク内にはレストラン「ムーミン谷の食堂」やテイクアウト専門のフードスタンドがあり、ムーミンの世界観を取り入れたオリジナルメニューが楽しめます。土日祝日や連休中は食堂が混雑することがあるため、整理券システムを活用するのがおすすめです。芝生エリアでのテイクアウトピクニックも人気の楽しみ方です。
- 年齢別の目安:「海のオーケストラ号」は暗くなる演出があり、怖がるお子さんもいるとの声があります。「ヘムレンさんの遊園地」は6〜12歳向け。「飛行おにのジップライン」は小学3年生以上で身長・体重の条件あり。幼児(4〜5歳)でも楽しめるスポットは豊富にあります。
- 3歳以下の入園:3歳以下は入園料が無料です。
所要時間の目安
ムーミンバレーパークをじっくり楽しむ場合、1日(約5〜7時間)を目安にするのがおすすめです。4つのエリアを一通り巡り、主要アトラクションやショー、食事、お土産選びまで含めると、閉園近くまで充実した時間を過ごせます。
小さなお子さん連れや休憩を多めに取る場合は、余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。人気の「ムーミン屋敷」や「海のオーケストラ号」は土日祝日に混雑しやすいため、開園直後の午前中に向かうのがスムーズです。コケムスやヘムレンさんの遊園地など、後半のエリアは比較的ゆっくり楽しめます。
「半日だけ試してみたい」という場合も、午後から入園してショーやキャラクターグリーティング、お土産選びを中心に楽しむことができます。ただし、平日は17:00クローズのため、午後から入園する際は時間の管理に注意が必要です。
アクセス・駐車場情報
電車・バスでのアクセス
電車でのアクセスは、池袋駅から西武池袋線急行で約50分の「飯能駅」が最寄り駅です。飯能駅北口1番バス停からメッツァ行きの路線バスに乗車し、約13分で到着します(運賃:大人220円、子ども110円)。都心からのアクセスが比較的よく、日帰りでも十分楽しめます。
また、高麗川駅・東飯能駅からはメッツァまでの無料シャトルバス(予約不要)が毎日運行されています。川越駅からは無料直行バス(要予約)も運行中で、JR・東武・西武沿線からのアクセス手段が充実しています。
西武線全線1日乗車券+飯能駅〜メッツァ間バス往復乗車券をセットにした「デジタル企画乗車券」もあり、電車でお越しの方には特にお得です。
車でのアクセス
車でのアクセスは、圏央道の狭山日高インターチェンジから県道262号線経由で約5.4km(約12分)が最短ルートです。青梅インターチェンジからも約30分でアクセスできます。カーナビへの入力は「宮沢湖入口」が案内に従いやすく推奨されています。
メッツァ駐車場は予約不可・現地精算で、平日は1,000円(2時間まで無料)、土日祝は1,500円です。土日祝日や春休み・GW・夏休みなどの長期休暇中は混雑が予想されます。混雑時は臨時駐車場へ誘導されることもあるため、駐車場から実際のパーク入口まで徒歩15分程度かかる場合があります。開園前の9:30頃を目安に到着できると、駐車しやすくなります。
こんな家族におすすめ
- ムーミンが好きな子どもや親御さんがいる家族
- 幼児〜小学生の子どもと、自然の中でゆっくりおでかけしたい家族
- 絶叫系よりもアートや文化、世界観を楽しみたい家族
- 雨の日でも屋内施設で遊べる場所を探している家族
- 首都圏から日帰りで行けるテーマパークを探している家族
- 季節のイベントやショーが好きなお子さんを連れている家族
まとめ
ムーミンバレーパークは、埼玉県飯能市の豊かな自然の中に広がる、ムーミン一家の世界を体感できる特別なテーマパークです。激しいアトラクションではなく、物語の世界観を全身で感じながらのんびり歩き回れるのが最大の魅力で、子ども連れの家族はもちろん、ムーミンが好きな大人にも深く刺さる場所です。前売チケットを公式オンライン(アソビュー!)で購入しておくと、窓口の列を回避しながらお得に入園できます。訪れる季節によってイベントや見どころが変わるため、公式サイトで最新情報を確認してからお出かけください。