沖縄県沖縄市にある沖縄こどもの国(Okinawa Zoo & Museum)は、動物園と体験型ミュージアム「ワンダーミュージアム」が一体になった複合施設です。約150種の動物と出会える動物園では、琉球弧にしか生息しない希少な野生動物も飼育されており、沖縄ならではの自然と文化を子どもたちが楽しみながら学べる環境が整っています。15歳以下は入園無料という料金設定は、子ども連れの家族にとって特にうれしいポイント。土日祝日は夜21時まで開園する「NIGHT ZOO」も開催されており、昼と夜の2通りの楽しみ方ができます。
沖縄こどもの国の基本情報
| 施設名 | 沖縄こどもの国 Okinawa Zoo & Museum |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県沖縄市胡屋5-7-1 |
| 営業時間 | 平日:9:30〜17:30(最終入園 16:30) 土日祝:9:30〜21:00(最終入園 20:00) ※特別イベント時は変更の場合あり |
| 休園日 | 毎週火曜日(火曜が祝日の場合は翌水曜休園) 年末年始(12月30日〜1月1日) ※台風の暴風域に入った場合は臨時休業 |
| 入園料金 | 16歳以上:1,000円 15歳以下:無料 学生(高校生・専門学校生・大学生など):500円※学生証の提示が必要 団体(20名以上)16歳以上:800円、学生:400円 |
| 年間パスポート | 16歳以上:4,000円 学生:2,000円(学生証提示が必要) ※メインゲート・東ゲートにて購入可 |
| 再入園 | 当日に限り可能。入場チケットをゲートスタッフへ提示すること |
| 駐車場 | あり(約700台)※料金は要確認 |
| アクセス(車) | 沖縄自動車道:那覇ICから沖縄南ICまで約20分、沖縄南ICから約10分 一般道:那覇空港から約50分 |
| アクセス(バス) | 那覇バスターミナルから系統番号23番・27番・31番等で約1時間、「中の町」バス停下車 |
| 事前チケット購入 | アソビューで予約 |
※料金・営業時間は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
沖縄こどもの国の見どころ
アニマルゾーン:琉球弧の希少動物と出会える動物園
沖縄こどもの国の動物園(アニマルゾーン)では、約150種・1,000個体の動物を飼育しています。最大の特徴は、世界中で琉球弧にしか生息しない固有種の野生動物や在来家畜が数多く展示されている点です。ヤンバルクイナやリュウキュウアカハラなど、沖縄の自然環境が育んだ動物たちと間近で触れ合えるのは、本土の動物園では体験できない沖縄ならではの魅力です。
また、飼育員によるガイドや動物のエサやり体験(「どうぶつ広場」は事前予約制)など、見るだけでなく学べる体験プログラムも充実しています。毎月さまざまな動物ガイドや体験イベントが開催されているので、公式サイトのイベント欄を事前にチェックしておくと、より充実した時間を過ごせます。
ワンダーミュージアム:雨の日でも安心の屋内体験施設
沖縄初・沖縄唯一のチルドレンズミュージアムである「ワンダーミュージアム」は、屋内施設のため雨の日でも楽しめるのが大きなメリットです。「科学」「哲学」「芸術」の3要素をテーマにしたハンズオン展示が並び、子どもが実際に触れながら不思議や驚きを体感できます。工作ワークショップやオリジナル工作キットの販売も随時実施されており、年齢を問わず夢中になれる展示が盛りだくさんです。
動物園に比べてゆっくりと涼しい環境で過ごせるため、特に暑い日や小さな子どもと一緒のときには、ワンダーミュージアムをメインに計画を立てるのもおすすめです。
パークゾーン:乗り物・水遊び・釣り体験が集まるエリア
パークゾーンには、幼い子どもが喜ぶ体験コンテンツが多数あります。
- ライドパーク:汽車「テキサス号」(200円)・沖縄県内唯一のメリーゴーランド(200円)・ミニカー(100円)など、乗り物に乗れるエリア。毎日開催(平日9:45〜16:45、土日祝9:45〜20:15)
- スプラッシュパーク:アーチ噴水・ウォーターフォール・ミストシャワーなど水遊びができるエリア。最大水深約20cmなので小さな子どもでも安心して楽しめます。夏は特に人気が高く、着替えと着替え袋の持参が必須です
- 釣り体験:土日祝日のみ開催(10:00〜16:30、料金300円)。フィッシャーマンズデッキで魚釣り体験ができます
- ふるさと園:国指定登録文化財に指定された沖縄の伝統的な古民家を移設したエリア。琉球王朝時代の民家構造を間近で見ることができます
NIGHT ZOO(ナイトズー):土日祝日限定の夜の動物園
毎週土日祝日は夜21時まで開園し、「NIGHT ZOO」が開催されます。日が沈むと昼間は眠っていた動物たちが活発に動き出し、夜行性の動物たちの姿を観察できる貴重な機会です。飼育員によるガイドや「くわっちータイム(動物のエサやりの様子を観覧)」も夜ならではのプログラムとして行われます。
さらに、園の中央「水とみどりの広場」ではナイトウォーターショーが毎週土日祝日20時から無料で開催されます。30m幅×15m高の巨大ウォータースクリーンにプロジェクションマッピングが映し出される日本初・常設のショーで、デジタルスタンプラリーで動物を集めてショーに参加できるインタラクティブな演出も楽しめます。昼の入園チケットで当日中であれば再入場も可能なので、昼間に一度出て夕食をとってからNIGHT ZOOに戻ってくるプランも立てやすいです。
季節のイベント
沖縄こどもの国では、年間を通じてさまざまなイベントが開催されます。夏休み期間(7〜8月)には「エンジョイサマー」として、仮面ライダー・プリキュアなどのキャラクターショー、エイサー演舞、液体窒素実験ショーなど多彩なイベントが行われます。また12月には大規模なクリスマスイベント「クリスマスファンタジー」が開催されており、特別な時間の演出が楽しめます。イベントのスケジュールは時期によって変わるため、訪問前に公式サイトのイベントページを確認することをおすすめします。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ベビーカー・バリアフリー対応
ベビーカーのレンタルがあります(200円、数量限定)。車椅子は無料でレンタル可能で、車椅子用トイレや車椅子使用者専用駐車場も完備されています。電動車椅子(モビリティ)の貸し出しも行っており、歩行が困難な方は無料、健常者は1,000円で利用できます(平日のみ、予約優先)。
授乳室・おむつ替えスペース
授乳室・乳幼児用設備・オストメイト対応トイレが整備されています。小さな赤ちゃん連れでも安心して来園できる環境です。
食事・フード環境
園内にレストランがあり、レストランエリアは無料ゾーンとなっているため、入園料なしで利用できます(チルドレンズセンターおよび沖縄県地域環境センターも同様)。NIGHT ZOO開催時(土日祝の夜間)は飲食エリアがさらに充実し、キッチンカーが並ぶこともあります。屋外での食事スペースは鳩が来やすいという口コミもあるので、その点はご留意ください。
年齢・身長制限について
乗り物コーナー(ライドパーク)は幼児でも乗りやすい乗り物が中心です。スプラッシュパークの最大水深は約20cmと浅く設計されているため、よちよち歩きの年齢の子どもでも水遊びが楽しめます。身長制限がある絶叫系アトラクションはなく、幅広い年齢層の子どもが一緒に楽しめる施設です。
雨の日・暑い日の過ごし方
沖縄は夏の暑さが厳しく、雨も多い環境です。屋内施設であるワンダーミュージアムはどちらの天候でも快適に楽しめます。また、傘の無料貸し出しサービスが行われている場合もあります(公式サイトで要確認)。動物園エリアは基本的に屋外のため、夏場は帽子・日焼け止め・多めの飲み物の持参を強くおすすめします。水分補給の休憩をこまめにとりながら回るようにしましょう。
割引クーポン・お得な購入方法
アソビューでの事前購入では、セット券購入で通常よりお得になります。また、OCSカードや全福センター会員証を提示すると団体料金と同じ2割引で入園できます。障がい者手帳等の提示で本人半額・付き添い1名無料となります(いずれも現地での手帳等の提示が必要)。学生割引(500円)はオンラインでの購入ができないため、現地チケット窓口で学生証を提示して購入してください。
所要時間の目安
動物園(アニマルゾーン)とワンダーミュージアム、パークゾーンをひと通り楽しむなら、最低でも3〜4時間は見ておくとよいでしょう。特に幼児連れの場合、乗り物やスプラッシュパークで時間を使いやすく、動物を見ながらの移動も休憩を挟みながらになるため、半日以上の余裕を持つのが理想的です。
土日祝日にNIGHT ZOOやナイトウォーターショーまで楽しむなら、昼から入園して1日がかりのスケジュールになります。一度退園して周辺で夕食をとり、20時前に再入園してショーを観覧するプランも当日中なら再入園可能なため活用できます。ショー前後に夜の動物園も楽しむなら、夜の滞在だけでも1〜1.5時間程度は見ておくと安心です。
アクセス・駐車場情報
沖縄こどもの国は、沖縄本島中部の沖縄市に位置しています。那覇空港から車で約50分、沖縄自動車道を使う場合は沖縄南ICから約10分とアクセスしやすい立地です。
車でのアクセス
- 沖縄自動車道利用:那覇ICから約20分で沖縄南IC、そこから約10分
- 一般道利用:那覇空港から約50分
駐車場は約700台収容可能で、施設内に完備されています。ただし、ゴールデンウィーク・夏休み・土日祝日などの繁忙期は駐車場が混雑しやすいため、開園直後の早い時間帯に来園するのが賢明です。
バスでのアクセス
- 那覇バスターミナルから系統番号23番・27番・31番等に乗車し、「中の町」バス停で下車(所要約1時間)
バスでの移動はやや時間がかかるため、荷物の多い乳幼児連れには車での来園が便利です。那覇市内のホテルを拠点にレンタカーで訪れるファミリーが多い印象です。
こんな家族におすすめ
- 幼児から楽しめる乗り物や水遊びエリアを探しているファミリー(スプラッシュパーク・ライドパークが充実)
- 動物好きの子どもと一緒に、沖縄ならではの希少な生き物に触れさせたいご家族
- 雨の日や暑い日でも安心して遊べる屋内施設を求めているご家族(ワンダーミュージアムが利用できる)
- 入園料を抑えて一日楽しみたいご家族(15歳以下は無料、大人も1,000円)
- 夜のショーやライトアップなど、昼とは違った体験もさせたいご家族(土日祝はNIGHT ZOO・ナイトウォーターショーあり)
- 沖縄旅行の観光スポットとして、体験・学びを兼ねたおでかけを計画しているご家族
まとめ
沖縄こどもの国は、15歳以下の子どもが無料で入園できるという圧倒的なコストパフォーマンスに加え、動物園・屋内ミュージアム・水遊び・乗り物・ナイトショーと幅広いコンテンツが一か所に凝縮された充実施設です。琉球弧の希少動物に触れながら学べる体験は、沖縄旅行ならではの思い出になるでしょう。雨の日でも屋内のワンダーミュージアムで楽しめる点や、土日祝日の夜間開園など、家族のさまざまなシーンに対応できる柔軟さも魅力です。沖縄へのおでかけや旅行を計画しているファミリーにとって、ぜひ訪れてほしいスポットのひとつです。