広島市の中心部・基町クレドのパセーラ7階に、2025年10月にオープンした広島もとまち水族館。「水といのちのミュージアム」をコンセプトに、約200種類・3,000点もの生きものたちをアート空間の中で展示する、広島市内唯一の都市型水族館です。屋内施設なので雨の日や夏の暑い日・冬の寒い日でも快適に楽しめるのが子連れファミリーにとってうれしいポイント。平和記念公園や広島城からも徒歩圏内というアクセスの良さも魅力です。
広島もとまち水族館の基本情報
| 施設名 | 広島もとまち水族館(AQUA ALIVE MUSEUM) |
|---|---|
| 所在地 | 〒730-0011 広島県広島市中区基町6-78 基町クレド・パセーラ 7F |
| 営業時間 | 10:00〜19:00 |
| 最終入館 | 閉館30分前(18:30)まで |
| 休館日 | パセーラの休館日に準ずる(施設メンテナンスによる臨時休館あり) |
| 入館料金 |
大人(中学生以上):2,000円 小学生:1,200円 幼児(3歳以上):大人1名につき1名無料、2人目から500円 ※2歳以下は無料 |
| 駐車場 | 基町クレドパーキング利用可(当館利用者は1時間分無料) ※土日祝は混雑・入場規制あり |
| 電話番号 | 082-221-0550(受付時間:10:00〜19:00) |
| アクセス |
アストラムライン「県庁前」駅からパセーラ地下直結 路面電車「紙屋町西」「紙屋町東」電停から徒歩約3分 路線バス「紙屋町」バス停から徒歩約3分 |
| 予約 | アソビューで予約 |
情報取得日:2026-03-18
広島もとまち水族館の見どころ
広島もとまち水族館の最大の特徴は、単なる生きものの展示にとどまらない空間演出型の体験にあります。全体が「生命の舞台」というテーマのもと8つのシーンで構成されており、それぞれのエリアで異なる世界観を楽しめます。照明・音・香り・グラフィックが組み合わさった没入感のある演出は、子どもから大人まで引き込まれるクオリティです。
8つのシーンで楽しむアート水族館
館内は「プロローグ」から始まり、「四季のシーン(Forest)」「静寂のシーン(White)」「多様性のシーン(Marine note)」「色彩のシーン(Coral)」「神秘のシーン(海の花鳥風月)」「黄金のシーン(Zipangu)」「エピローグ(Message)」という8つのエリアに分かれています。
たとえば「四季のシーン」では、エボシカメレオンやキオビヤドクガエルなど森に暮らす生きものたちが、四季の移ろいを感じさせる演出とともに展示されています。「黄金のシーン」には圧巻のゴールドの鯉(ヒレナガゴイ)や金魚が泳ぎ、まるで日本の美の世界に迷い込んだような体験ができます。子どもが「次はどんな空間だろう?」とわくわくしながら進めるつくりになっているのが大きな魅力です。
人気の生きものたち
展示されている生きものは約200種類・3,000点と、決して規模が大きいわけではありませんが、見せ方が工夫されているため見応えがあります。子どもに人気の生きものとしては、チンアナゴ・ミズクラゲ・ハリセンボン・ナンヨウハギ(いわゆる「ドリー」)などが挙げられます。また、タツノオトシゴやニシキテグリといった個性的な見た目の生きものも展示されており、生き物好きな子どもにとっては発見の連続です。
「神秘のシーン」では、切り絵アーティストによる光の切り絵と生きものたちが融合した幻想的な空間が広がり、写真映えスポットとしても注目されています。
体験プログラム・スタンプラリー
子どもが楽しめる体験プログラムとして、STAMP BOOK(スタンプブック)が毎日開催されています。館内5か所のスタンプを集めながら生きものの解説を読んで回るもので、1冊500円(税込)。各ページのイラストが塗り絵になっており、家に帰ってからもお土産として楽しめます。生きものの名前を覚えながら館内を探検するスタイルは、特に幼児〜小学生にぴったりです。
また、真珠の取り出し体験も毎日実施されています(1,000円・税込)。アコヤ貝を自分で選んでバターナイフとピンセットで真珠を取り出すユニークな体験で、取り出した真珠はそのまま持ち帰るか、ネックレスやリングなどのアクセサリーに加工することも可能です(加工料別途2,500円〜)。小学生以上の子どもや親子で楽しめるプログラムです。
フォトスポット・インスタ映えポイント
各シーンの空間演出がそのままフォトスポットになっており、館内全体で写真を楽しめます。特に「海の花鳥風月」エリアは光と切り絵が織り成す幻想的な雰囲気で、家族写真を撮影するのにも最適な場所です。「黄金のシーン」の金色に輝く鯉たちも、見た目のインパクトが大きく印象に残ります。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ベビーカー・バリアフリー対応
館内は基本的にベビーカーのままで観覧できます(大型ベビーカーは除く)。ただし、混雑時は安全のためお子様を抱いての入場が推奨されることがあります。なお、ベビーカーの貸し出しはおこなっていないため、必要な方はご持参ください。車いすでの観覧も可能ですが、一部幅の狭い箇所があります。
授乳室・おむつ替えスペース
館内のトイレには男女それぞれベビーベッドが2台ずつ設置されています。授乳室については、パセーラ4階に給湯設備を備えた授乳室が用意されています。水族館は7階にありますが、施設内のエレベーターで移動できるため、赤ちゃん連れでも安心して利用できます。
入場料金の子連れ向けメリット
3歳以上の幼児は、大人1名につき1名が無料になります。2人目以降は500円です。2歳以下は無料のため、小さな赤ちゃん連れでも費用を気にせず訪問できます。また、頻繁に訪れる予定のある方には年間パスポートが便利です。大人5,500円・小学生2,500円で、親子パスポートは大人1名+幼児2名まで5,500円と、2回来れば元が取れる設定になっています。
館内の食事・カフェ・ショップ
広島もとまち水族館にはカフェとショップが併設されています。なお、水族館の1階下にあたるパセーラ6階には広島初のフードホール「reDine広島」もオープンしており、食事の選択肢が豊富です。お昼をはさんで訪問する際も、館内・フロア内で食事を済ませることができて便利です。
雨の日・天候不問で楽しめる屋内施設
都市型の屋内水族館のため、天候に左右されず訪問できるのは子連れファミリーにとって大きなメリットです。雨の日のおでかけ先として計画しても安心ですし、夏の猛暑日や冬の寒い日でも快適に過ごせます。広島市の中心部に位置するため、他の観光スポットと組み合わせた半日〜1日プランにも組み込みやすい立地です。
何歳から楽しめる?
展示の高さや見やすさについては公式情報が確認できませんが、アート空間型の演出は色彩豊かで視覚的に楽しく、幼児でも飽きにくい構成になっています。生きものの解説を読み込んで楽しみたいなら小学生以上、スタンプラリーで館内を探検するなら幼児〜小学校低学年くらいから特におすすめです。スタンプブックを手に持って歩くと、飽きやすいお子さんも積極的に動いてくれやすくなります。
所要時間の目安
延べ床面積は約2,700㎡(テニスコート4〜5面分程度)とコンパクトな施設ですが、各シーンの演出を楽しみながらゆっくり回ると意外と時間がかかります。一般的な目安は以下のとおりです。
- さっと見るなら45分〜1時間程度:展示をひと通り鑑賞するだけであれば、1時間前後で回ることができます。
- 体験プログラムも楽しむなら1時間30分〜2時間:スタンプブックを使いながら解説を読んで回ったり、真珠の取り出し体験に参加したりすると、2時間程度は滞在できます。
- 小さな子ども連れの場合は余裕をみて:幼児連れの場合は移動や休憩のペースが落ちるため、2時間程度を目安にしておくと余裕をもって楽しめます。
入場後の滞在時間に制限はないので、混雑が落ち着いたタイミングでゆっくりと観覧することも可能です。
アクセス・駐車場情報
電車・路面電車・バスでのアクセス
広島市の中心部に位置するため、公共交通機関でのアクセスが非常に便利です。
- アストラムライン「県庁前」駅:パセーラの地下に直結しているため、雨の日でも濡れずにアクセスできます。
- 路面電車「紙屋町西」または「紙屋町東」電停:地下通路を通って徒歩約3分。
- 路線バス「紙屋町」バス停:徒歩約3分。
- 高速バス:広島バスセンターを出てすぐ北隣(広島城の方向)がパセーラです。
JR広島駅からは路面電車(広電)で乗り換えなく紙屋町まで移動できます。観光で宮島・原爆ドームなどと組み合わせるプランにも取り込みやすい立地です。
車でのアクセス・駐車場
車でお越しの場合は、もとまちパーキングアクセス(地下道)内にある基町クレドパーキングが最寄りの駐車場です。広島もとまち水族館を利用した場合、駐車料金が1時間分無料になります(自転車・バイクは当日の駐輪料金が無料)。無料サービスを受けるには、入場時に駐車券をスタッフに提示してスタンプを押してもらい、1階のパセーラインフォメーションで割引処理が必要です。
土日祝日や連休は駐車場が混雑し、入場規制で入庫できない場合があります。ファミリーで車を使う際は、なるべく開館直後の早い時間帯に到着するか、公共交通機関の利用も検討してみてください。
こんな家族におすすめ
- 幼児〜小学生の子どもを連れて、屋内でゆっくり楽しみたいファミリー
- 雨の日・暑い日・寒い日でも行きやすいおでかけ先を探している家族
- 水族館だけでなく、食事やショッピングもまとめて楽しみたいファミリー(同施設にフードホールあり)
- 広島観光(原爆ドーム・平和記念公園・広島城など)と組み合わせて半日〜1日プランを組みたい家族
- スタンプラリーや真珠体験など、参加型コンテンツで子どもを楽しませたい親
まとめ
広島もとまち水族館は、2025年10月に誕生したばかりの広島市内唯一の都市型水族館です。アート空間の中で約200種類の生きものたちが織り成す8つのシーンは、子どもの好奇心を刺激するだけでなく、親も一緒に楽しめる完成度の高い演出が魅力です。スタンプブックや真珠の取り出し体験といった参加型プログラムも用意されており、子連れ家族にとって飽きにくい工夫がそろっています。屋内施設なので天候を問わず訪れることができ、広島観光の定番スポットからも徒歩圏内という好立地も見逃せません。広島へのおでかけやご旅行の際には、ぜひ候補に入れてみてください。