東京・高尾山の中腹にある高尾山さる園・野草園は、約90頭のニホンザルと約300種の山野草を同時に楽しめる、山のうえのユニークなスポットです。ケーブルカー高尾山駅からわずか徒歩3分とアクセスがよく、高尾山ハイキングのついでに気軽に立ち寄れる点が子ども連れのファミリーに人気の理由のひとつです。飼育員による楽しい解説や、エサやり体験など、小さな子どもから小学生まで幅広い年代が楽しめます。
高尾山さる園・野草園の基本情報
| 施設名 | 高尾山さる園・野草園 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都八王子市高尾町2179 |
| 営業時間 |
1・2・12月:9:30〜16:00 3〜4月:10:00〜16:30 5〜11月:9:30〜16:30 ※季節により異なります。最新情報は公式サイトをご確認ください。 |
| 最終入園 | 閉園の15分前まで(例:16:30閉園の場合は16:15まで) |
| 休園日 | 公式サイトにてご確認ください |
| 入園料金 |
大人(中学生以上):500円 小児(3歳以上):250円 ※2歳以下は無料(要確認) ※年間パスポート:大人2,200円・小児1,100円(購入日より1年間有効) ※団体・障がい者割引あり (情報取得日:2026-03-19) |
| 駐車場 | 園内に専用駐車場なし。高尾山口駅周辺に市営・民営駐車場あり(台数に限りあり)。休日・連休は電車のご利用を推奨。 |
| アクセス |
【電車】京王線「高尾山口駅」から徒歩約5分でケーブルカー清滝駅へ。ケーブルカー乗車後、高尾山駅から徒歩約3分。 【車】中央自動車道八王子JCT経由、圏央道高尾山ICから新宿方面へ約5分。 |
| 電話番号 | 042-661-2381 |
| 予約 |
高尾山さる園・野草園の見どころ
約90頭のニホンザルを間近で観察できるさる山
さる園のメインとなるのが、広々としたさる山です。個性豊かな約90頭のニホンザルがひとつの群れとして暮らしており、ボスを頂点とした社会の秩序や、仲間同士のコミュニケーション、子育ての様子などを間近で見ることができます。
さる山は屋内(ガラス越し)と屋上の2か所から観察できるのが特徴です。屋内では目の前まで近づいてくるサルを間近に観察でき、屋上では開放的な環境でのびのびと動き回る姿を楽しめます。屋上にはベンチも設置されており、座りながらゆっくり眺めることができるため、小さな子ども連れにも過ごしやすい空間です。
屋内の壁には家系図やボスザルの解説、個々のサルのプロフィールなどが貼り出されており、観察前に目を通しておくとさらに楽しめます。一頭ひとつの名前があるのも、子どもが愛着を持ちやすいポイントです。
飼育員による楽しい解説と、エサやり体験
高尾山さる園の魅力のひとつが、飼育員さんによるユーモアあふれるライブ解説です。サルの習性、社会のルール、個々のキャラクターなど、知らなかった情報を面白おかしく教えてくれると口コミでも評判です。子どもに話しかけてくれる場面もあり、来園者からの評価が高いポイントとなっています。
また、エサやり体験も人気のプログラムです。エサ(有料)を購入してサルに向かって投げてあげる体験で、子どもも大喜びします。手渡しはできませんが、どのサルに届くかのドキドキ感が楽しさのひとつ。来園した際にはぜひ体験してみてください。エサやりの料金や実施状況については、来園時に現地でご確認ください。
季節ごとに変わる約300種の山野草が楽しめる野草園
さる園に隣接する野草園では、高尾山に自生する山野草を中心に、四季を通じて約300種の植物を観察できます。同じ入園料で両方楽しめるため、植物好きの方にも見どころが多いスポットです。
- 春(3〜5月):高尾山で発見されその名がついた「タカオスミレ」が見どころ。スミレ類の宝庫として知られます。
- 夏(7〜8月):優美な花を咲かせる「レンゲショウマ」が人気。
- 冬(1〜2月):早春に咲く「セツブンソウ」が楽しめます。
- 5月下旬:さる園内の木に着生する「セッコク」(ラン科)が咲く穴場スポットとしても知られています。
植物の見ごろ情報は公式サイトの「野草園花だより」で随時更新されているので、訪問前にチェックしておくと良いでしょう。
行楽シーズンのイベント・特別企画
ゴールデンウィークや紅葉シーズンなど、行楽シーズンにはイベントが開催されることがあります。過去には日光さる軍団によるショーが実施されたことがあり、親子連れから好評を得ています(ショーの開催有無・内容は時期により異なります。最新情報は公式サイトまたは公式SNSでご確認ください)。また、お正月には子ども向けの手作り体験イベントが行われたという口コミもあります。
イベントの有無や内容は時期によって変わるため、来園前に公式サイトの「お知らせ」ページを確認しておくと、より充実した訪問になります。
たこ杉と山の眺望も見逃せない
さる園の入口近くには、根がタコの足のように張り出した「たこ杉」があります。高尾山の名物のひとつで、子どもも興味津々になる迫力あるスギです。また、さる山の屋上からは山々の眺望が楽しめ、天気が良い日は都心のビルが見えることもあります。園内各所に設置された顔ハメパネルも写真撮影のスポットとして人気です。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
高尾山さる園・野草園は山の中腹に位置しているため、ケーブルカーやリフトを使ってアクセスすることになります。ケーブルカー利用が一般的で、高尾山口駅から高尾山駅まで約6分です。小さな子どもを連れていても乗り降りしやすく、幼児連れのファミリーにも利用しやすい交通手段です。
園内の移動について
園内は階段や坂道が多めのため、ベビーカーでの移動には注意が必要です。入口を入ってすぐに階段があるとの口コミが複数あります。足元が安定した歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。抱っこひもの活用も選択肢のひとつです。敷地自体はそれほど広くないため、歩き始めたお子さんでも無理なく回れる規模感です。
授乳室・おむつ替えスペース
授乳室・おむつ替えスペースの設置状況については、公式サイトへの記載が確認できませんでした。乳幼児連れの方は、来園前に電話(042-661-2381)でご確認いただくと安心です。
飲食・休憩スペース
さる園の建物屋上にはベンチが設置されており、サルを眺めながら休憩することができます。園内に飲食施設が設置されているかどうかは公式情報からは確認できませんでした。高尾山のケーブルカー駅付近や1号路沿いにはいくつかの飲食店があるため、前後に立ち寄るのがおすすめです。
何歳からおすすめ?
入園料の対象は3歳以上の小児から設定されています。じゃらんの利用者データでは4〜6歳の子どもを連れた訪問が多いとされており、動物を見て楽しめるようになる幼児期からおすすめのスポットといえます。飼育員の解説も含めると、内容を理解しながら楽しめる小学生以上にも十分おすすめできます。
所要時間の目安
さる園・野草園をひと通り見て回る場合、おおむね45分〜1時間30分程度が目安です。飼育員の解説をじっくり聞いたり、エサやり体験やイベントに参加したりする場合は、2時間前後を見ておくと余裕があります。
園の規模はコンパクトにまとまっており、「思ったより短時間で回れた」という声も多いため、高尾山の登山や散策と組み合わせるプランが人気です。一方で、子どもがサルに夢中になってなかなか動かないというケースも多く、小さな子ども連れの場合は余裕をもったスケジュールにしておくと安心です。
アクセス・駐車場情報
電車・ケーブルカーでのアクセス
新宿から京王線特急を利用すれば高尾山口駅まで約50〜60分でアクセスできます。高尾山口駅からケーブルカー清滝駅まで徒歩約5分。ケーブルカー(所要約6分)に乗って高尾山駅で下車後、1号路を3分ほど歩くとさる園・野草園の入口に到着します。
リフトを利用することもできます。リフト山上駅からは徒歩で10〜15分ほどになります。景色を楽しみながら歩きたい場合に適しています。
車でのアクセスと駐車場
車の場合は、中央自動車道八王子JCT経由、圏央道高尾山ICを降りて新宿方面へ約5分です。ただし、園内に専用駐車場はありません。高尾山口駅周辺には八王子市営高尾山麓駐車場、京王高尾山駐車場、高尾山薬王院祈祷殿駐車場などがあります。
ただし駐車場の収容台数には限りがあり、休日・連休・行楽シーズン(春の桜・紅葉シーズンなど)は大変混雑します。公式サイトでも休日・連休は電車でのご利用を推奨しています。各駐車場の詳細(料金・台数・営業時間など)は、高尾登山電鉄の公式サイトでご確認ください。
割引クーポン・お得な情報
楽天トラベル観光体験やじゃらんnetにて、事前購入の入園Eチケットが販売されています。オンライン購入で当日券と同額または特典付きのケースがあるため、来園前に確認しておくと便利です。また、20人以上の団体や学生団体には団体割引が適用されます。障がい者手帳をお持ちの方には障がい者割引もあります。
年間パスポート(大人2,200円・小児1,100円)は、購入日より1年間有効です。何度も訪れる予定のある方や高尾山を頻繁に訪れる方にはとくにお得な選択肢です。
こんな家族におすすめ
- 幼児〜小学生の子どもを連れて、動物を間近に見せてあげたいファミリー
- 高尾山のハイキング・登山のついでに立ち寄りたい家族
- エサやり体験など、動物と触れ合う体験を楽しませてあげたい家族
- 植物・自然に興味がある子どもと一緒に野草観察もしたいご家族
- 都心から日帰りで行けるお出かけ先を探している家族
まとめ
高尾山さる園・野草園は、約90頭のニホンザルとの出会いや飼育員の楽しい解説、季節の野草観察など、子どもから大人まで幅広く楽しめる山の中のユニークなスポットです。コンパクトな規模ながら見どころが凝縮されており、高尾山の散策とあわせて訪れることで、充実した半日〜1日のおでかけになります。入園料もリーズナブルで、家族連れにうれしい料金設定です。次の休日の行き先候補として、ぜひ候補に入れてみてください。