長崎県佐世保市にある九十九島パールシーリゾートは、西海国立公園・九十九島の玄関口に位置する海のリゾートパーク。その中核施設である九十九島水族館「海きらら」は、九十九島の海をそのまま再現したコンセプトのもと、国内最大級のクラゲ展示ドームや屋外型の大水槽など、独自の見どころが充実しています。イルカプログラムや真珠の玉出し体験など体験型コンテンツも豊富で、幼児から小学生まで幅広い年齢の子どもが楽しめます。雨の日や夏の暑い日でも屋内中心に楽しめるので、長崎・佐世保エリアのファミリーおでかけ先として人気の高いスポットです。
九十九島水族館「海きらら」の基本情報
| 施設名 | 西海国立公園 九十九島水族館 海きらら(九十九島パールシーリゾート内) |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県佐世保市鹿子前町1008 |
| 営業時間 | 3月〜10月:9:00〜18:00/11月〜2月:9:00〜17:00 |
| 最終入館 | 3月〜10月:17:30/11月〜2月:16:30(閉館の30分前) |
| 休館日 | 年中無休 |
| 入館料金 | 大人(高校生以上)1,470円 / 小人(4才〜中学生)730円 / 3才以下 無料 ※団体15名以上:大人1,250円・小人630円 ※佐世保市民(身分証提示):大人1,040円・小人530円 ※70才以上シルバー割引:1,250円 ※障がい者手帳提示:一般料金の半額(大人730円・小人370円)、介添者1名無料 |
| 年間パスポート | 大人3,150円 / 小人1,570円(「九十九島CLUB」として水族館改札横で受付) |
| 駐車場 | 乗用車700台・大型バス18台(年中無休) 【第1・2駐車場】30分無料、以降〜4時間200円〜 【第3〜5駐車場】最初の3時間無料、以降〜5時間200円〜 |
| アクセス | 【車】西九州自動車道 佐世保中央ICより約2.5km 【バス】JR佐世保駅前6番乗り場より路線バス「パールシーリゾート・九十九島水族館」行き 約25分(大人390円・小人200円)/快速バス 約18分 |
| 予約 | アソビューで予約 |
※情報取得日:2026-03-18
施設間お得な割引について
海きらら・遊覧船・動植物園「森きらら」のいずれかを一般料金で購入したチケットを提示すると、次に利用する施設の窓口で割引料金が適用されます(最大370円お得)。チケット購入日から3日間有効、各施設1回のみ有効です。複数施設を回る予定のある家族はぜひ活用してみてください。
九十九島水族館「海きらら」の見どころ
国内最大級のクラゲ展示「クラゲシンフォニードーム」
海きらら最大の目玉のひとつが、国内最大級のクラゲ展示施設「クラゲシンフォニードーム」です。大小さまざまなクラゲが照明に照らされながらゆったりと漂う幻想的な空間は、子どもはもちろん大人も思わず見入ってしまうほど。西日本最大級の規模を誇り、種類の豊富さも見応えがあります。また、体験型デジタルコンテンツ「クラゲファンタジア」(後期:2025年10月〜2026年3月末)では、デジタルクラゲが舞い上がるインタラクティブな演出も楽しめます。写真映えする撮影スポットとしても人気です。
自然光が降り注ぐ屋外型「九十九島湾大水槽」
九十九島湾大水槽は、国内では珍しい屋外型の大型水槽です。エイやカタクチイワシ、マアジ、スズメダイなど九十九島の海に実際に生息する生きものたちが、自然光の中をのびのびと泳ぐ様子が観察できます。岩礁やアマモの藻場も再現されており、海の生態系を身近に感じられる展示です。飼育スタッフによる餌やりの解説イベント「パクパクウォッチング」(毎週火・木・土 14:00〜)も人気があります。魚が一斉にエサに群がる迫力ある場面を間近で見られるため、生きもの好きな子どもにとって特に印象に残る体験となるでしょう。
イルカプログラム・パフォーマンス
九十九島イルカプール2Fでは、毎日3回(10:20・13:20・15:20)イルカのプログラムが開催されています。2025年10月20日以降は、イルカの健康管理を優先した「公開トレーニング」形式となっており、所要時間は約20分です。ダイナミックなジャンプや、イルカ同士のジャンピングキャッチボール(当日の状況により実施しない場合あり)など、子どもが思わず歓声を上げる場面が続きます。ただし、水がかかることがあるため、近くで観覧する場合は着替えや雨具の準備があると安心です。
タッチング水槽・体験プログラム
館内には、イトマキヒトデやナマコなどの生きものに実際に手で触れられる「タッチング水槽」があります。生きものの感触を直接感じられる体験は、幼児から小学生まで大人気のコーナーです。また、「真珠の玉出し体験」(有料:1回1,000円)では、アコヤ貝から実際に真珠を取り出すことができ、取り出した真珠はそのままお持ち帰り可能です。アクセサリー加工(有料)にも対応しており、旅の記念になる体験として人気があります。
そのほか、土曜日には「こどもひろば お楽しみ会」(読み聞かせ・紙工作など)、日曜日には「九十九島お魚教室」や「水族館ミステリーツアー」(有料500円、定員20名)なども定期開催されています。週末に訪問する場合は、これらのプログラムに合わせて計画を立てると、より充実した1日になります。
サメ・エイ・ウミガメなど多彩な生きもの展示
九十九島の海の生きものを中心に展示しており、ハンマーヘッドシャーク(アカシュモクザメ)をはじめとする複数種のサメや、アオウミガメ、タイマイ、チョウチョウウオなど、豊富な顔ぶれが揃っています。メジナやマダイに直接えさを与えられる「餌やり水槽」も設置されており、魚との距離感が近いのも海きならの魅力です。干潟・磯・アマモ藻場など、九十九島の多様な環境を再現した小水槽も丁寧に作りこまれており、じっくりと見て回る楽しさがあります。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ベビーカー・車椅子の貸出あり
館内ではベビーカーと車椅子の無料貸出を行っています(改札を通って正面に設置。台数に限りあり、予約不可)。三輪車タイプのベビーカーやワゴンでの入館はできませんが、通常のベビーカーでの入館は可能です。施設内はバリアフリー対応が進んでおり、段差のある場所にはスロープが設置されているため、小さな子連れでも移動しやすい環境が整っています。
授乳室・おむつ替えスペースあり
館内には多目的トイレが3か所設置されており、うち2か所にはベビーシート(おむつ替えスペース)があります。また、授乳室は2か所あるため、乳幼児連れのお出かけでも安心して利用できます。
「こどもひろばあまもば」でひと息
館内の「こどもひろばあまもば」は、小さな子どもが気軽に立ち寄れる休憩スペースです。毎週土曜日には「こどもひろば お楽しみ会」(読み聞かせや紙工作など)も開催されており、展示の合間に体を休めながら楽しめます。
コインロッカー・再入館サービス
エントランスホールに100円リターン式のコインロッカーが設置されています。大きな荷物を持ち込む場合でも安心です。また、再入館を希望する場合は出口にてスタンプを押してもらうことで対応可能です。遊覧船などパールシーリゾートの他施設と組み合わせる場合に便利なサービスです。
飲食・お土産について
水族館内への飲食物の持ち込みは基本的にお断りされています(展望ロビーの自動販売機コーナーのみ飲み物の利用可)。館内には水族館オリジナルグッズや九十九島の特産品が揃う「アクアショップきらら」があります。食事はパールシーリゾート内の複数の飲食施設を利用するかたちになります。佐世保バーガーやあごだしラーメンなど地元グルメを楽しめる飲食店がリゾート内に入っており、ランチやおやつに立ち寄れます。
雨の日・暑い日でも安心
海きらら本館の展示の大部分は屋内にあり、年中無休で営業しているため、雨の日や夏の暑い日、冬の寒い日でも快適に楽しめます。屋外型の「九十九島湾大水槽」やイルカプール観覧エリアは屋外になるため、天気に合わせた服装で訪れると良いでしょう。
所要時間の目安
公式サイトによると、館内の平均見学時間は約60分とされています。ただし、これはあくまで目安で、実際には子どもの興味や立ち止まる場所によって大きく変わります。
- 幼児・乳児連れで休憩を挟む場合:1〜2時間程度を見ておくと余裕があります。
- イルカプログラムや体験プログラム(真珠の玉出し、ミステリーツアーなど)に参加する場合:2〜3時間程度の滞在が目安です。
- 遊覧船(パールクィーン)や動植物園「森きらら」と組み合わせる場合:遊覧船は約50分、森きらら移動はシャトルカーで連絡しており、合わせて半日〜1日の計画が適しています。
週末や夏休みなどの繁忙期はイルカプログラム前後に来館者が集中しやすいため、プログラム時間の少し前に水族館に到着しておくと席確保がスムーズです。
アクセス・駐車場情報
車でのアクセス
西九州自動車道の佐世保中央ICから約2.5kmの距離にあり、車でのアクセスが便利です。高速を降りてからも迷いにくい道のりですが、初めて訪れる場合はナビの使用をおすすめします。
駐車場は乗用車700台、大型バス18台分が確保されており(年中無休)、大きな駐車場規模が魅力のひとつです。料金は第1・2駐車場が30分無料、その後〜4時間200円〜。第3〜5駐車場は最初の3時間無料、その後〜5時間200円〜となっています。水族館の通常見学のみなら第3〜5駐車場の3時間無料枠に収まるケースが多いでしょう。
ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始などの繁忙期は駐車場が混雑することがあります。開館直後の午前中早めに到着するか、平日の訪問が比較的スムーズです。
バスでのアクセス
JR佐世保駅前バス停6番乗り場から、「パールシーリゾート・九十九島水族館」行きの路線バスが運行しています。所要時間は路線バスで約25分、快速バスで約18分です。運賃は大人390円・小人200円。快速バスは1日5便(佐世保駅発9:31・10:31・12:31・13:31・14:31)の設定があります。最新の時刻表は公式サイトで確認してください。
こんな家族におすすめ
- 幼児〜小学生低学年の子どもと屋内で楽しみたい家族
- イルカや魚・クラゲなど海の生きものが好きな子どもがいる家族
- 雨の日や夏の暑い日・冬の寒い日のおでかけ先を探している家族
- 長崎・佐世保への旅行中に1〜2時間で立ち寄れるスポットを探している家族
- 真珠の体験や水族館バックヤードツアーなど、体験型コンテンツも楽しみたい家族
- 遊覧船や動植物園と組み合わせて半日〜1日じっくり過ごしたい家族
まとめ
九十九島水族館「海きらら」は、国内最大級のクラゲ展示ドームや屋外型の大水槽など、九十九島の海をテーマにした個性豊かな水族館です。イルカプログラムや真珠の玉出し体験など子どもが主役になれる体験コンテンツが充実しており、幼児から小学生まで幅広く楽しめます。ベビーカー貸出・授乳室・おむつ替えスペースなど子連れ向けの設備も整っているため、乳幼児連れでも安心して訪問できます。佐世保観光の拠点としてはもちろん、遊覧船や動植物園「森きらら」との組み合わせで1日たっぷり楽しめる充実したスポットです。