神奈川県横浜市の人工島「八景島」に位置する横浜・八景島シーパラダイスは、4つの水族館と遊園地、レストラン、ショッピング、ホテルが一体となった複合型海洋レジャー施設です。「海・島・生きもの」をテーマに1993年に開園し、700種12万点もの生きものたちと触れ合えるスケールは日本最大級を誇ります。水族館では生きものをただ「見る」だけでなく、ふれあいや食育体験まで楽しめるのが特徴で、幼児から小学生まで幅広い年齢の子どもが一日中楽しめます。横浜観光の定番スポットでありながら、子連れ目線でも充実した設備が整っており、家族おでかけの行き先として人気の高い施設です。
横浜・八景島シーパラダイスの基本情報
| 施設名 | 横浜・八景島シーパラダイス |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市金沢区八景島 |
| 営業時間 | 【水族館(アクアリゾーツ)】平日 10:00〜17:00/土日祝 10:00〜18:00 【プレジャーランド(遊園地)】平日 11:00〜17:00/土日祝 11:00〜18:00 ※各水族館は閉館30分前が最終入館。イベント期間中は変動あり。公式サイトで要確認 |
| 休園日 | 年中無休(悪天候・貸切営業等により予告なく変更になる場合あり) |
| 入園料金(ワンデーパス) | 大人・高校生 5,700円/小・中学生 4,100円/幼児(4歳以上)2,400円/シニア(65歳以上)4,100円 ※3歳以下は無料 |
| 主なチケット種別 |
※繁忙期等の特定日は価格が変動する場合があります。最新情報は公式サイトで要確認 |
| 駐車場 | 公式駐車場あり(A〜F駐車場・合計約2,000台) A駐車場:平日 1,500円、土日祝・8月平日 2,000円(1日料金) ※島内への自家用車の乗り入れは不可。駐車場から入口まで徒歩約1km |
| アクセス(電車) | シーサイドライン「八景島駅」下車すぐ(京急線「金沢八景駅」乗り換え) |
| アクセス(車) | 首都高速湾岸線「幸浦」出口、または横浜横須賀道路「並木IC」より |
| 予約 | アソビューで予約 |
横浜・八景島シーパラダイスの見どころ
4つの水族館でそれぞれ違う体験ができる
シーパラの最大の魅力は、テーマの異なる4つの水族館がすべて楽しめる点です。
アクアミュージアムは日本最大級の水族館で、700種12万点の生きものが暮らしています。なかでも5万尾ものイワシが音楽・照明に合わせて群泳する「スーパーイワシイリュージョン」は圧巻の迫力。ホッキョクグマやセイウチ、ウミガメなど大型の生きものを間近で見られるほか、ライブスタジアムでのイルカパフォーマンスショーも人気です。
ドルフィン ファンタジーは、太陽光が差し込む幻想的な空間にアーチ型のトンネル水槽が広がり、頭上をイルカが泳ぎ抜ける光景が楽しめます。ベンチも設置されているので、小さな子どもを連れていてもゆっくり観察できます。
ふれあいラグーンは、仕切りをできるだけ取り除いた開放的な設計で、イルカやクジラ、アザラシなど海の生きものたちとの距離がとても近い施設です。ふれあいプログラム(一部要事前予約)も用意されており、子どもにとって特別な体験になります。
うみファームは「海育」をコンセプトにした体験型施設で、魚釣り体験から調理まで楽しめます。自分で釣った魚をからあげにして食べるプログラムは、食への関心を高める食育体験として小学生に特に人気があります。
プレジャーランドのアトラクションは家族向けも充実
遊園地エリア「プレジャーランド」には、絶叫系から子ども向けまで多彩なアトラクションが揃っています。
親子でも乗れるメリーゴーラウンドやシーボートのほか、地上80mまで上昇して360度のパノラマを楽しめる「シーパラダイスタワー」は比較的身長制限が低く、小さな子どもでも体験しやすいアトラクションです。
一方、サーフコースター リヴァイアサンは日本で唯一、海の上にレールが走るスリル満点のコースターで、年齢の上がった子どもや大人には特に人気があります。各アトラクションには身長制限が設けられているものがあるため、公式サイトで事前に確認しておくと安心です。
屋内キッズエリア「シーパラキッズランド」が2025年5月にリニューアル
カーニバルハウス内にある「シーパラキッズランド」は、2025年5月に全天候型キッズパークとしてリニューアルオープンしました。対象は0歳〜9歳とその家族で、「海・島・生きもの」をイメージした室内に大型の船型ボールプールやアスレチック、プロジェクションマッピングを使った体感ゲームなどが揃っています。
7カ月未満の赤ちゃんも安心して遊べる幼児スペースも設けられており、雨の日や暑い日でも快適に遊べると好評です。ロッカーや個室型授乳室(mamaro)、ベビーカー置き場も完備しています。なお、入場はワンデーパスなどのフリーパス提示で割引料金となります。
季節ごとのイベントが年中楽しめる
シーパラでは通年を通じてさまざまなイベントが開催されています。2026年3月〜4月時点では、春の「はなパラ」イベントとして季節の花と生きものが織りなすお花見体験が楽しめるほか、5万尾のイワシによる「海中桜」演出も実施中です。また、3月からはアメリカビーバーの新展示エリアがオープンするなど、訪れるたびに新しい発見があります。
人気キャラクターやアニメとのコラボイベントも定期的に開催されており、スタンプラリーやオリジナルグッズ販売など子どもが喜ぶコンテンツが充実しています。来園前に公式サイトのイベントスケジュールを確認しておくと、より一層楽しめます。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ベビーカーの持ち込みと移動について
島内は広大な屋外エリアが広がり、駐車場や最寄り駅から入口までは徒歩で約1kmほどあります。3歳以下の小さな子ども連れにはベビーカー持参を強くおすすめします。自家用車での乗り入れは不可のため、駐車場からベビーカーで移動することになります。
ベビーカーを持参しない場合は、センターハウス1Fの迷子センターで1台500円のレンタルサービス(1カ月〜3歳対象)が利用できます。ただし台数に限りがあるため、土日祝は早めに来園して確保しましょう。
アクアミュージアム内はエレベーターでの移動が必要で、ショーの前後は混雑することがあります。館内はベビーカーを入口横に停めて、抱っこで見学するほうがスムーズな場合もあります。
授乳室・おむつ替えスペースは島内5ヵ所に完備
授乳やおむつ交換ができるベビールームは、センターハウス1F・ベイマーケットB棟1F・ふれあいラグーン出口など島内5ヵ所に設置されています。各ベビールームにはお水とお湯が用意されており、ミルク作りにも対応。センターハウスのベビールームには電子レンジもあるため、離乳食の温めも可能です。
また、アクアミュージアム1Fとカーニバルハウスにはプライベートな個室型授乳室「mamaro」も設置されています。島内で粉ミルク・離乳食・紙おむつを購入できる売店(ベイマーケットD棟1F「ビッグウェーブ」)もあるため、荷物の持ち込みを最小限にしたい方にも安心です。
食事環境とフードコートについて
ベイマーケット内のフードコートやレストランプラザにはさまざまな飲食店が揃っており、シーフードを中心としたメニューが楽しめます。子ども向けのキッズメニューを用意しているお店もあります。
食事の持ち込みについては、水族館の外の屋外エリア(フードコート前や遊覧船桟橋の待合室など)での飲食が可能です。詳細は公式サイトの施設案内で確認をお願いします。
雨の日・暑い日・寒い日の過ごし方
水族館4館はほとんどのエリアが屋内なので、雨の日でも十分楽しめます。公式アプリを提示すると雨の日限定クーポンが使えるサービスもあるため、事前にダウンロードしておくのがおすすめです。雨の日は比較的来場者が少なく、ゆっくり観察できるメリットもあります。
一方、夏は海風が吹く島内とはいえ日差しが強く、施設間の移動で体力を消耗しやすいです。帽子や日焼け止め、飲み物の準備を忘れずに。冬は海風で体感温度が下がるため、防寒着は多めに持参することをおすすめします。
身長制限・年齢のめやす
プレジャーランドの一部アトラクションには身長制限が設けられています。絶叫系のサーフコースター リヴァイアサンやアクアライドⅡなどは、小学校低学年以下の子どもには乗れない場合もあります。メリーゴーラウンドやシーボートなどは比較的制限が緩やかで、小さな子どもでも楽しみやすいアトラクションです。水族館エリアは年齢制限なく楽しめるため、乳幼児連れの場合はアクアリゾーツパスをベースに考えるのも一つの選択肢です。
所要時間の目安
水族館4館とプレジャーランドをじっくり回ると、丸1日かかることがほとんどです。アクアミュージアムだけでも見どころが多く、ショーの時間を含めると2〜3時間は見ておきたいところ。ふれあいラグーンや体験プログラムも加えると、充実した1日になります。
幼児連れや乳幼児がいる場合は、授乳・おむつ替え・休憩の時間を多めに確保しておくと安心です。水族館メインで半日(4〜5時間)から楽しめますが、アトラクションやショーまで含める場合は朝10時の開館に合わせて来園するのがおすすめです。
なお、島内は移動距離が思いのほか長く、1日で1万歩を超えることも珍しくありません。動きやすい靴と休憩のタイミングを意識しておくと疲れにくくなります。
アクセス・駐車場情報
電車でのアクセス
電車の場合は、京急線「金沢八景駅」でシーサイドラインに乗り換え、「八景島駅」で下車するとすぐです。横浜駅から乗り換えを含めて約34分、東京駅からは約65分が目安です。週末・連休には横浜駅(YCAT)から京浜急行バスの直行バスも運行しており(約45分)、荷物が多い家族連れにも便利です。
車でのアクセス・駐車場
車の場合は、首都高速湾岸線「幸浦」出口または横浜横須賀道路「並木IC」を利用します。A駐車場(1,500台)をはじめとする複数の公式駐車場が合計約2,000台分あり、比較的大きな駐車場です。ただし島内への自家用車の乗り入れはできないため、駐車場に停めてから入口まで徒歩で移動(約1km)します。
駐車料金はA駐車場が平日1日1,500円、土日祝・8月平日は1日2,000円です。A駐車場はPayPayやクレジットカードでの支払いが可能ですが、一部の駐車場は現金払いのみとなっています。
土日祝・夏休み・GW・春休みなどの繁忙期は駐車場が満車になることもあるため、開園時刻(8:30)前後に到着するのがベストです。混雑が心配な方は公共交通機関の利用も検討してみてください。
チケットの割引・お得情報
チケットは事前にオンライン購入(アソビューほか)が可能で、当日のチケット売り場での待ち時間を節約できます。繁忙期の土日祝はチケット購入列が混雑することがあるため、前売り券の活用がおすすめです。
その他の主な割引・お得情報は以下の通りです。
- 京急・八景島シーパラきっぷ:電車往復運賃+アクアリゾーツパス+500円分クーポンがセット。横浜駅からなら1,600円相当お得になるケースも。
- シーパラバースデー割引:誕生月にワンデーパスが最大600円割引、アクアリゾーツパスが最大500円割引。
- 学割チケット:期間限定で学生向け前売り割引券を販売。公式サイトで確認を。
- 公式アプリのクーポン(雨の日割引など)
また、3歳以下は無料で入場できるため、乳幼児連れの家族は大人分のチケットのみ購入すればOKです。
こんな家族におすすめ
- 水族館と遊園地の両方を一度に楽しませたい家族
- 幼児〜小学生の子どもに生きものとのふれあい体験をさせてあげたい家族
- 雨天や天候が不安定な日でも安心して遊べる屋内施設を探している家族
- 小さな赤ちゃん連れで、授乳室やベビールームが充実した施設を探している家族
- 食育体験や自然学習を楽しく取り入れたいと考えている家族
- 横浜・みなとみらいエリアの観光と組み合わせて、神奈川を満喫したい家族
まとめ
横浜・八景島シーパラダイスは、水族館の「見る」「ふれあう」「体験する」という3つの楽しみと、遊園地のアトラクション、屋内キッズパークが一島にまとまった、子連れファミリーに特におすすめの施設です。授乳室・ベビールームは島内5ヵ所に設置され、ベビーカーレンタルや赤ちゃん用品の購入もできるため、乳幼児を連れていても安心して過ごせます。季節ごとのイベントも豊富で、リピーターになっても毎回新しい楽しみが見つかるのも魅力のひとつ。横浜の海を感じながら、家族みんなで充実した一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。