北海道・登別温泉街からロープウェイで約7分、標高550mの四方嶺(クマ山)の山頂にあるのぼりべつクマ牧場は、約100頭ものエゾヒグマが暮らす日本最大級のクマ専門施設です。ロープウェイの往復料金も入園料に含まれているため、乗り物好きの子どもにもうれしいおでかけスポット。クマへのエサやり体験や、世界唯一のヒグマ博物館、白熱するアヒルレースなど、小さな子どもから大人まで一日楽しめる見どころが詰まっています。北海道旅行や登別温泉観光のついでに立ち寄れる場所としても人気が高く、家族連れには特におすすめです。
のぼりべつクマ牧場の基本情報
| 施設名 | のぼりべつクマ牧場 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道登別市登別温泉町224番地 |
| 電話番号 | 0143-84-2225 |
| 営業時間 |
夏期(4月21日〜10月20日):9:00〜17:00 冬期(10月21日〜4月20日):9:30〜16:30 |
| 最終入場時刻 |
夏期:16:20 冬期:15:50 |
| 休園日 | 基本的に年中無休(ロープウェイ法定点検期間・強風時は休園あり) ※2026年は4月6日(月)〜4月24日(金)が休園、4月25日より営業再開予定 |
| 入園料金(2026年4月1日より) |
大人(一般):3,200円 小人(4歳〜小学生):1,600円 3歳以下:無料 ※ロープウェイ往復料金を含む ※団体割引(10名以上)あり:大人2,800円・小人1,400円 |
| 入園料金(2026年3月31日まで) |
大人(一般):3,000円 小人(4歳〜小学生):1,500円 3歳以下:無料 |
| 駐車場 | あり(ロープウェイ山麓駅前) 普通車:500円 / 大型車:1,000円 / 二輪:200円 収容台数:普通車約150台 |
| アクセス(電車・バス) | JR登別駅から道南バス「登別温泉行き」で約15分、登別温泉バスターミナル下車後、徒歩約5分でロープウェイ乗り場へ |
| アクセス(車) | 道央自動車道「登別東IC」から一般道で約10分 |
| 予約 | アソビューで予約 |
※情報取得日:2026-03-18(公式サイトより)
のぼりべつクマ牧場の見どころ
第1牧場・第2牧場・子グマ牧場:クマをあらゆる角度から観察
クマ牧場の核心は、3つのエリアに分かれた牧場です。第1牧場にはオスのエゾヒグマが暮らし、その圧倒的な体格と力強さを間近で感じられます。毎年5〜7月の発情期には「ボス争い」と呼ばれる迫力満点の行動が見られ、子どもも目を丸くして見入るほどのインパクトです。
第2牧場はメスグマたちのエリアで、2本足で立ち上がっておやつをおねだりしたり、クルッと一回転したりと、愛嬌たっぷりの動きを見せてくれます。オスとは対照的に活発で表情豊かなため、子どもが「あのクマかわいい!」と夢中になることも多いです。
また、子グマ牧場では、毎年子グマが誕生した年に限り、例年4月下旬〜12月上旬の期間に赤ちゃんグマを公開しています。ぬいぐるみのようにふわふわした小さなクマたちの姿は、小さな子どもにとっても強く印象に残るでしょう。子グマ公開の予定は来園前に公式サイトで確認するのがおすすめです。
エサやり体験:クマとの距離感がクセになる
のぼりべつクマ牧場の人気アクティビティのひとつが、クマへのエサやり体験です。第1牧場・第2牧場では、自動販売機でクマのおやつを購入して自由にエサを与えられます。
- クマのおやつ10個入り:200円
- クマのおやつ30個入り:500円
クマが手を伸ばしてエサをキャッチしようとする姿は迫力もあり、家族で一緒に楽しめます。メスグマはとくにポーズが豊かで、「どのクマにあげようかな」と選ぶ楽しさもあります。なお、子グマ牧場の子グマへのエサやりはできませんのでご注意ください。
「ヒトのオリ」:逆転の発想で人間がオリに入る
第1牧場に隣接する「ヒトのオリ」は、のぼりべつクマ牧場ならではのユニークな体験スポットです。通常の動物園とは逆に、人間がガラス張りのオリの中に入り、クマが外側をうろつくという仕掛け。クマに囲まれる感覚は、大人も子どもも思わずドキドキします。
ガラス越しにクマの目や耳、鼻、毛並みをじっくり観察できるため、教育的な観点でも充実した体験です。「クマってこんなに大きいんだ」と実感できる距離感は、動画や写真では味わえない迫力があります。
クマのアスレチック・飼育員によるガイド:楽しみながら学べる
クマ山ステージでは、1日4回(10:15 / 11:15 / 13:30 / 14:45)クマのアスレチックショーが開催されます。丸太渡りや餌探しなど、ヒグマの優れた身体能力を目の前で見ることができます。11:15の回に限り、3組限定でエサを隠してクマに探してもらえる参加型体験コーナーも設けられており、運よく選ばれれば特別な思い出になります。
第2牧場では1日2回(10:45 / 15:30)、飼育員による「クマの腕だめし」と題した実験ガイドも行われています。クマの好きな食べ物・嫌いな食べ物を実物で見せてくれたり、鉄の箱の扉を開けてしまうヒグマの知恵を披露したりと、子どもが思わず「なんで?」「すごい!」となる内容です。
アヒルレース・ユーカラの里・ヒグマ博物館:クマ以外の見どころも充実
クマ以外にも、園内には魅力的なスポットが揃っています。アヒルレースは来場者が応援するアヒルを選んで白熱する人気コーナーで、家族みんなが一体となって大盛り上がりすることも。「このコが絶対勝つ!」と子どもが真剣になる姿は、旅の記憶に残るシーンになりそうです。なお、アヒルレースは予定なく中止になる場合があります。
アイヌ文化を体験できるユーカラの里では、アイヌの伝統的な生活様式や文化に触れることができ、北海道らしい学びの場として評価されています。また、世界唯一のヒグマ博物館は、ヒグマの生態を深く知りたい方や、小学生以上の子どもの学習にも最適です。
園内の「リスの杜」ではエゾリスやシマリスも飼育展示されており、クマとは違ったかわいらしい姿を楽しめます。
ロープウェイからの絶景と展望台
クマ牧場へ向かうロープウェイ自体も立派な見どころのひとつです。全長1,260m、高低差300mを約7分で登りきるゴンドラからは、登別温泉街や北海道の大自然を一望できます。山頂のクッタラ湖展望台からは、国内トップクラスの透明度を誇るカルデラ湖「倶多楽湖」が見渡せ、季節を問わず絶景を楽しめます。
子ども連れで行くならチェックしたいポイント
ベビーカー・車椅子の貸出あり、おむつ替えスペースも完備
ベビーカーの無料貸し出しがあります(ロープウェイ山頂駅に2台)。チケット売り場またはロープウェイ係員へ声をかけてください。おむつ替えについては、山麓駅玄関横の多目的トイレにベビーベッドが1台、山頂駅のクマ山神社隣のトイレにおむつ交換台が設置されています。授乳室の有無は公式サイトに記載がなかったため、来園前に施設へ直接ご確認ください。
園内の移動はゆとりをもって
クマ牧場は山頂の屋外施設が中心です。起伏のある地形で移動が伴うため、ベビーカーでの移動にはやや注意が必要です。特に冬季(積雪期)は車椅子やベビーカーでの移動が困難になることがあると公式サイトにも明記されています。気になる方は事前に施設へ状況を確認するのがおすすめです。
山頂は標高550mに位置しているため、夏でも気温が低くなることがあります。薄手のはおりもの(カーディガン・ウィンドブレーカーなど)を1枚持っておくと安心です。
雨の日でも楽しめる工夫あり
雨天でも基本的には晴天時と同様に見学できます。屋外施設が多いですが、雨天時はロープウェイ山頂駅で無料の傘を貸し出ししてくれるため、急な雨にも対応しやすいです。ヒグマ博物館やユーカラの里など屋内で楽しめるスポットもあるので、雨の日でもある程度充実した時間を過ごせます。
飲食・お土産・コインロッカー
園内には「クマ山カフェ(クマ山食堂)」があり、ジンギスカン定食、味噌ラーメン、カレー、閻魔ラーメンなど北海道らしいメニューが揃っています。お弁当などの飲食物の持ち込みも可能です(クマへの与え方は禁止)。
売店にはクマモチーフのオリジナルグッズが豊富に並んでいます。人気メスグマ「神セブン」グッズや、オリジナルキャラクター「Yeah君」グッズは子どもに喜ばれるお土産です。
山麓ロープウェイ駅にはコインロッカー(200円・300円)もあるため、大きな荷物を預けてから身軽に楽しむことができます。
支払い方法が充実していて便利
入園料の支払いは現金のほか、VISA・MasterCardなどのクレジットカード、PayPay・LINEPayなどのQRコード決済、交通系ICカードを含む電子マネーなど多様な支払い方法に対応しています。キャッシュレスで旅行中の支払いを管理したい方にも安心です。
割引クーポン・お得なチケット情報
のぼりべつクマ牧場のチケットは、公式サイトのほかアソビュー、JTB、kkday、Webket、コンビニチケット(PassMarket等)でも購入できます。前売り券の購入が当日券よりお得な場合があるため、事前に確認しておきましょう。
- JAF会員優待:JAF会員証の提示で入園料割引あり(JAFナビで要確認)
- ベネフィットステーション:会員特典として入場料割引あり(会員向けサービスサイトで要確認)
- 障がい者特別割引:各種手帳提示で大人1,600円・小人1,000円(2026年4月1日以降)
- 年間パスポート:大人7,800円・小人3,900円(2026年4月1日以降)。3回以上入園するならお得。売店10%割引・駐車場無料の特典つき
クーポンの最新情報は公式サイトおよびJAF・ベネフィットステーションの各公式ページをご確認ください。
※情報取得日:2026-03-18(公式サイトより)
所要時間の目安
のぼりべつクマ牧場の所要時間の目安は、2〜3時間程度が一般的です。ロープウェイの往復(各約7分)を含むほか、クマ牧場・ヒグマ博物館・ユーカラの里・アヒルレースなど複数のスポットを回ると、思いのほか時間がかかります。
クマのアスレチックショー(1日4回)や飼育員によるガイド(1日2回)を目当てに行く場合は、開始時間を事前に確認してスケジュールを組むとスムーズです。小さな子ども連れの場合は、休憩やエサやり体験の時間も加味して3時間前後を見ておくと余裕を持って楽しめます。半日観光として北海道旅行のプランに組み込むのが現実的です。
アクセス・駐車場情報
電車・バスでのアクセス
JR登別駅から道南バス「登別温泉行き」に乗車し、終点・登別温泉バスターミナルで下車(約15分)。そこからロープウェイ乗り場まで徒歩約5分です。登別温泉街に宿泊している場合は、温泉街からロープウェイ乗り場まで無料送迎シャトルを利用することもできます(道南バスターミナル・コンベンション協会・ホテルフロントで呼び出し可能)。
札幌方面からは電車とバスを乗り継ぎで約1時間25〜40分、新千歳空港からは約1時間〜1時間15分が目安です。
車でのアクセスと駐車場
道央自動車道「登別東IC」から一般道を約10分でロープウェイ山麓駅に到着します。札幌からは約70分、新千歳空港からは約40〜50分が目安です。ナビ設定は「のぼりべつクマ牧場 ロープウェイ乗り場」で検索するのがおすすめです(クマ牧場自体は山頂にあるため)。
駐車場はロープウェイ山麓駅前に普通車約150台分のスペースがあります(普通車500円・大型車1,000円・二輪200円)。GWや夏休みなどの繁忙期は混雑が予想されるため、早めの時間帯に到着すると安心です。
こんな家族におすすめ
- クマに近い距離でエサやりをさせてあげたい家族
- 北海道ならではの野生動物・エゾヒグマをたっぷり観察したい家族
- ロープウェイに乗ること自体を子どもに楽しませたい家族
- 動物の生態や自然について、楽しみながら学ばせたい小学生連れ
- 登別温泉旅行のついでに、充実したレジャー施設を探している家族
- アヒルレースなど、動物以外の体験コンテンツも楽しみたい家族
まとめ
のぼりべつクマ牧場は、北海道に生息するエゾヒグマを約100頭という圧倒的な規模で飼育する、ほかにはない体験型の観光施設です。ロープウェイで山頂を目指す道中からすでに非日常感があり、エサやり体験・ヒトのオリ・クマのショー・アヒルレースと、家族みんなが飽きずに楽しめるコンテンツが揃っています。登別温泉観光とあわせて1日プランに組み込みやすく、北海道旅行の思い出になる一日を過ごせるでしょう。来園前には公式サイトで最新の営業情報や休園日、子グマ公開状況などを確認してからお出かけください。